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尾形 英雄先生

結核/非結核性抗酸菌症の名医
専門
呼吸器内科(特に結核・非結核性抗酸菌症・COPD)
掲載開始日:2016年04月12日
最終更新日:2017年11月16日

臨床実績


年間非結核性抗酸菌症入院患者数(病院全体)
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専門医資格
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学会職位
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学術活動


論文・学会発表数
*** 件

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
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出身大学
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略歴
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受診しやすさ


初診までの待機期間
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医師指定受診
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外来待ち時間
*** 時間程度

尾形 英雄先生のインタビュー

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結核・非結核性抗酸菌症・COPD 等を専門に扱う名医!

尾形先生の経歴を教えてください

私はもともと千葉県で生まれ、大学は長崎大学医学部を卒業しました。そのまま長崎大学病院や長崎市民病院にて初期研修を受けました。研修を終えて3年目のとき、長崎大学病院と交流のあった結核研究所附属病院(現、複十字病院)から医師の募集の連絡がきたときに、関東出身の医師ということで私に教授から打診があって、異動することとなりました。それからずっと複十字病院に勤務しています。

呼吸器内科をご専門とされたきっかけはなんですか?

研修医の時に、第二内科の医局に勤めておりました。当時の第二内科は呼吸器疾患、消化器疾患、腎疾患、循環器疾患、血液疾患など様々な病気を扱う医局でした。私はその頃は肺がんに興味があり、呼吸器内科を選択しました。もちろん肺がんだけでなく、呼吸器疾患は多彩な疾患が数多く含まれるのも魅力的でした。

そういう理由で呼吸器内科を選んだのですが、複十字病院で働く中で、この病院の強みでもある結核に興味が湧いて、ある時から結核や非結核性抗酸菌症などを中心に診るようになりました。

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尾形先生から見た複十字病院の呼吸器内科の特徴はございますか?

呼吸器内科は、肺がんや喘息・COPD、間質性肺炎、感染症など幅広い疾患が対象となります。現在呼吸器内科には、22名の呼吸器内科常勤医がいますが、総合的に呼吸器疾患を診ながら各呼吸器疾患の専門領域をそれぞれ持っています。先程も少し触れましたが、私は結核や非結核性抗酸菌症を専門としています。

尾形先生が診られる患者さんはどんな疾患の患者さんが多いですか?

私がよく診る疾患は、結核や非結核性抗酸菌症、喘息・COPD、間質性肺炎・慢性気道感染症の患者さんです。

非結核性抗酸菌症の患者さんは、咳や血痰などの症状で医療機関を受診されるか、健診の胸部レントゲン写真で異常陰影を指摘されて受診されます。結核菌と非結核性抗酸菌は抗酸症属に含まれますが、大きな違いは、人から人への感染性の有無で、あるのが結核、ないのが非結核性抗酸菌症です。結核症か非結核性抗酸菌症は、症状だけでは判定できず、痰からみつかった菌の遺伝子配列の違いを調べることが必要になります。

結核は1999年から日本では毎年患者数が減っていますが、東京都に限れば昨年約40名増加したという結果がでています。増加した背景には、東京都は結核の多い国に生まれた若年者の居住が多く、社会的弱者も多く棲むといった要因があると思います。また昨年の全国統計でも20歳代の結核患者さんの58%は外国生まれのでした。

結核菌に感染しても必ず発病するというものではなく、発病するは感染者10人に対して1人程度です。症状は、咳や痰(血痰)と風邪症状にも似ており感染に気づかないまま自然治癒して、高齢になって結核免疫が低下することで発病するケースが多数あります。

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結核における受診のタイミングを教えてください

2週間以上続く、咳や痰(膿性、血痰、緑~黄色)がある場合は、呼吸器科を受診することをお勧めします。必要に応じてレントゲン撮影や痰の検査が行なわれます。結核患者の3割は、接触者健診を含む健診でみつかっているので、職場健診・区民健診などを積極的に受けてほしいと思います。

日本と他の国との結核の違いはありますか?

結核菌の種類は大きく分けても数種類あります。日本は衛生環境が整って栄養状態が改善したことから、上記で述べたように患者数は減ってきていますが、発展途上国ではまだまだ多い感染症です。詳しい検査をすると海外では牛型結核菌やアフリカ型結核菌などもありますが、日本ではヒト型結核菌がほぼ100%です。アフリカでは結核とHIVの合併が問題化されていて、これはHIVに感染すると結核免疫を担うリンパ球が低下して、結核を発病しやすくなるからです。

先ほど結核菌に感染して発病する割合は1割と聞きましたが、特にどのような患者さんが気を付けたらよいでしょうか?

がん患者、痩せている体格、糖尿病のコントロール不良、胃切除手術後、関節リウマチで生物学的製剤を使う場合、HIV感染者などの患者は、発病の割合が高いということが知られています。日頃から体調管理に気をつけて、2週間以上咳痰症状が続けば診察の上で胸部レントゲン写真を撮ってください。

尾形先生が、患者さんを診察する際に心掛けていることを教えてください

呼吸器疾患で病院を受診される患者さんには、できるだけその日のうちに診断を決めるように努めております。もしも結核であった場合に、診断が遅れると病状が進行し、家族や周囲に感染が拡がるからです。病気や検査・治療について、患者さんに理解しやすいように説明することを心がけています。

結核の治療で、重要なのは保健師の協力を得ながら薬を規則正しく6ヶ月間服薬することです。外来患者にはアルコールは肝障害のリスクを高めるので禁酒させますが、運動制限や就労制限はしません。

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複十字病院の副院長としての目標は何でしょうか?

後輩医師を育てることを大切にしています。当院で研修を終えて大学病院へ戻った先生は、周りの先生から結核について聞かれるという話も聞きました。自信を持って結核診療ができるように、病棟回診のあとの時間を利用して、定期的に勉強会を続けるようにしました。

呼吸器疾患患者さんへのメッセージをお願いします

呼吸器の患者さんは、病状に不安を持つ方が多くいます。そうした患者さんには、専門的知識を提供する必要があります。一方でインターネットは病気や薬を調べる時に便利ですが、中には専門的知識がないのに薬を買わせるために患者さんの不安をあおっているサイトも見かけます。当院には初診外来受付やセカンドオピニオン制度もありますので、呼吸器疾患全般について気軽に相談していただければと思います。

結核予防会複十字病院の写真

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勤務先医療機関

住所:東京都清瀬市松山3-1-24
電話番号:042-491-4111
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