強迫性障害/強迫神経症は、きわめて強い不安感や不快感(強迫観念)をもち、それを打ち消すための行為(強迫行為)を繰り返す状態を指します。例えば、「手が汚れているのではないかと気になって仕方がなく、1日に何十回、何百回も手を洗う」などがこれにあたります。また、この疾患の特徴としては自分自身の行動が不合理だという自覚があることで、そのため周りからの見た目なども気になり生活範囲が狭くなってしまうこともあります。治療には抗不安薬や抗うつ薬を用いる薬物療法と行動療法などの精神療法があり、適切な社会生活を送るためにも現在抱えている不安や治療方針などを1度精神科の名医に相談してみるとよいでしょう。
東京都の医師の人数は増加傾向にあり、この6年間で約15%程度増加し、医師は約4.1万人となっています。病院は650軒、クリニックは12,700軒存在し、軒数ではもちろん、土地面積あたりの数でも日本一であるため、受診する際の選択肢も非常に多くなります。東京都は名医が多く質の高い医療を受けられる一方で、受診先選びが最も難しい地域と言えます。地方に比べて住民の年齢層が比較的低いためか、1人あたり医療費は32.7万円とそれほど高くなく、都道府県の中でも17番目です。
精神科/心療内科は、正確には精神科と心療内科に分かれますが、クリニックなどでは分かれていないことも多いです。精神科では、うつ、パニック障害、認知症など、心療内科では心身症という疾患を診療します。日本精神神経学会が認定する精神科専門医は10,000名程度、日本心療内科学会が認定する心療内科専門医は130名程度です。精神科/心療内科はこころと体の症状療法を扱うため、患者さんと信頼を築くことができる知識・経験・人格が必要です。クリンタルでは、精神科/心療内科の専門医から名医を厳選して掲載しています。