人工股関節置換術は、病気やケガにより壊死や骨折を起こし変形した股関節を金属・セラミック・ポリエチレンなどで作られた人工股関節に入れ替える治療のことです。人工股関節置換術の適用となるのは、痛みが強く歩行が困難で薬や他の治療でも改善が見られない場合です。術後は脱臼・感染・血栓症などの合併症の予防と適切なリハビリを通して、日常活動への復帰が可能です。人工股関節置換術は日本で年間5万例以上実施されています。実績が多く手術後も適切に対応してくれる整形外科の名医と病院を探し治療しましょう。
整形外科の医師は、骨折、腰痛、変形性関節症、スポーツ外傷など、骨や筋肉、靭帯に関わる疾患を診ます。膝関節鏡手術、人工股関節置換術、椎間板ヘルニア/脊柱管狭窄症手術といった手術や、薬による治療を行います。整形外科を主な診療科とする医師は全国に約20,000名、日本整形外科学会が認定する整形外科専門医は約17,000名です。整形外科は受診患者数が多く、比較的開業しやすい診療科であることから、医師の間でも人気のある診療科です。クリンタルは、整形外科の専門医から名医を厳選して掲載しています。