前立腺がんの最先端治療の一つに内視鏡手術支援ロボットによる前立腺摘出手術があります。このロボット手術は、3D画像により術野を立体的に拡大して映し出し、ロボットアームによる正確で繊細な手の動きを再現し、神経や筋肉を守りながら前立腺の機能を損なわずにがんのみを切除できます。また、傷口が小さく出血量も少なくて済むため、術後の回復が早いというメリットがあります。しかし、前立腺がんのロボット手術はまだまだ広がり始めたばかりであり、経験豊富な名医と設備の整った医療機関を探し、手術を受けるのが最善です。
泌尿器科の医師は、前立腺肥大症、尿路結石や、前立腺がん・膀胱がん・腎がんなどを診ます。薬物治療に加えて、内視鏡治療を含めた手術による治療を行います。泌尿器科を主な診療科とする医師は全国で約6,700名、日本泌尿器科学会が認定する泌尿器科専門医は約6,400名です。消化器や呼吸器の疾患では、薬は内科、手術は外科という役割分担がなされることも多いですが、泌尿器の疾患は、薬物療法から手術まで全てを泌尿器科医が担当することになります。クリンタルは、泌尿器科の専門医から名医を厳選して掲載しています。