パニック障害では何かのきっかけで突然パニック発作を起こします。パニック発作は強い胸の痛みや動悸などが現れ、激しい症状を繰り返すため次の発作を恐れる予期不安を生じさせるのが特徴です。また、発作が起こりそうな場所を避ける広場恐怖を伴うと生活への影響が大きくなります。100人に1~2人がかかるといわれるパニック障害は、抗不安薬などの薬物療法と不安になりやすい場面に慣れることで症状を軽減する暴露療法などを併用することが多いです。パニック障害は症状が長引くこともあるので名医を探して治療を受けましょう。
精神科/心療内科は、正確には精神科と心療内科に分かれますが、クリニックなどでは分かれていないことも多いです。精神科では、うつ、パニック障害、認知症など、心療内科では心身症という疾患を診療します。日本精神神経学会が認定する精神科専門医は10,000名程度、日本心療内科学会が認定する心療内科専門医は130名程度です。精神科/心療内科はこころと体の症状療法を扱うため、患者さんと信頼を築くことができる知識・経験・人格が必要です。クリンタルでは、精神科/心療内科の専門医から名医を厳選して掲載しています。