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高野 裕一 先生

椎間板ヘルニア/脊柱管狭窄症(内視鏡)の名医
専門
脊椎脊髄外科 脊椎内視鏡外科、骨代謝 骨のバイオメカニクス
掲載開始日:2016年04月12日
最終更新日:2023年06月21日

臨床実績


年間脊椎内視鏡手術数
***

専門医資格
***

学会職位
***

学術活動


論文・学会発表数
*** 件
※件数は英語論文を含まない場合がございます

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
***

出身大学
***

略歴
***

受診しやすさ


手術までの待機期間
***

医師指定受診
***

外来待ち時間
*** 時間程度

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※掲載情報は独自の調査・分析により収集しており、最新かつ正確な情報になるように心がけておりますが、内容を保証するものではありません。
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高野 裕一先生のインタビュー

公開日:2017年05月09日
機器の進歩と共に進化を続ける脊椎内視鏡の名医

高野先生が整形外科をご専門にされたきっかけは何でしょうか

整形外科がいいなと思ったのは、診断から治療まで全て自分でできるというところですね。もう一つは、学生時代ラクビーに熱中していて、自分や自分の周りにケガが多かったということも影響しています。ある時、膝の痛みが非常に強くなったことがあって、医学部の先輩に診てもらったことがあったんです。その時に自分の膝関節の中を関節鏡で見ることができました。自分の膝がこういうふうに見えるのかと、整形外科への興味が深まった経験です。

脊椎内視鏡手術が日本で行われてから今年で20年かと思いますが、この20年間で脊椎内視鏡手術はどういった部分が大きく変わりましたか?

この20年で、もちろん医師側の技術もとても進歩しているのですが、それを支えてきたのは何と言っても機器の進歩です。20年前に脊椎内視鏡手術が開始されたときには、まだ今の関節鏡や腹腔鏡のような硬い内視鏡(硬性鏡)ではなく、プラスチック製の内視鏡だったんですね。しかもその頃の内視鏡を通してみる視野は非常にぼんやりとしていました。内視鏡手術を本当に初期にやられていた先生の中には、「これじゃ(見えなくて)使い物にならないね」といって内視鏡手術を学ぶのを辞めてしまった先生もいらっしゃいました。15年前くらいの段階で、ガラス製の硬性鏡になってだいぶ視野が鮮明になりました。私は内視鏡手術が国内で開始されてから少し経ってから始めてますので、機器の進歩がちょうどいいタイミングできてくれたなと感じています。

その後、内視鏡の口径が5mmから3mmや4mmと細くなり、画質も、3CCD、ハイビジョン、フルハイビジョンと進化しています。当初は視野が手術中にほぼ真っ赤になり、それが組織の赤みなのか血液の赤なのかは、内視鏡先端で触った感じで判断するという感じでした。もちろん始めたばかりの頃は触感で判断することなんてできませんでしたので、1症例1症例の経験を自分の中で蓄積していき、技術を少しずつ向上していきました。非常に大変でした。

それが今では非常に鮮明な画像で見ることができますし、拡大もできますので、直接見るよりも見やすい面もあるくらいです。数年前には3D画像での表示が可能な内視鏡も出ています。私としては、手術には今の画質なら2Dで十分なので、3Dになったからといって特別大きな恩恵を受けることはないですが、これから学ぶ若い先生にとっては、外から見学している時でも患部の構造や奥行きなどが疑似体験できるため、技術を学ぶためには非常によいと思います。

先生の20年間の経験を直接学べるということで多くの若手医師が岩井グループを訪れますが、後進の指導はどのようにやってらっしゃるのでしょうか。

理想的には、私の20年間の経験を凝縮して1年で伝えきりたいと思っています。手術見学の場合もあれば、1年間の研修で助手などを務める場合もありますから、一概に同じ方法ではないですが、気持ちとしては同じです。そう思うのは、やはり少しでも多くの患者さんを早期に回復させられるように、そして痛みの少ない手術を行う医師を少しでも増やせるようにと思うからです。

自分の若い頃のラーニングカーブ(成長度合い)と同じではなく、今の若手がどれだけ早く成長できるかというところが指導する側の腕の見せ所かなと。そのためには、自分が学んできたことを一つ一つ教えていくというよりも、各医師が自主的に考えるときに気の利いたヒントを与えられるようにしたいと思っています。

秋田赤十字病院ではリハビリ科の部長も務められていますね。整形外科とリハビリ科は切っても切れない関係だと思いますが、リハビリ科での経験を持ってまた整形外科に戻られて、その経験は今どのように活きていると感じられますか

リハビリ科部長を務める中で、当たり前ですが、手術をしないでリハビリなどで痛みがよくなるならば、それに越したことはないということを再認識できました。ずっと整形外科医をやっていると、整形外科医としての見方・考え方になっていきますが、リハビリ科にはいろんな診療科の患者さんがいらっしゃいました。脳疾患、呼吸器疾患から小児の口蓋裂など、患者さんの疾患は多岐にわたるので、全身を診ることが求められます。脊椎だけを診るのではなく、患者さんを診るということが当たり前のように身についたのは、リハビリ科の経験もあったと思います。

高野先生が椎間板ヘルニア/脊柱管狭窄症の名医として、日頃心がけられていることはございますか?

患者さんは一人ひとり違うということを強く意識しています。例えばヘルニアの患者さんであれば、ヘルニアの有る無しだけではなく、痛みに強いのか/弱いのか、仕事をしているのか/していないのか、家族と一緒に住んでいるのか、家族との関係性はどうか、最近ストレスを抱えているのではないかとか、いろいろなことを想像しながら患者さんの話を聞きます。1人1人とじっくり話すということはなかなか難しいので、術前も術後も、患者さんの思っていることや感じていることを最大限引き出せるようにコミュニケーションしています。

患者さんが痛みを感じている時には、非常に不安な気持ちになっているので、何が原因となっているのかを画像を示しながらきちんと説明をして、理解してもらいます。痛みの原因がわからないということが一番不安ですし、その説明が不十分だと信頼もしてもらえませんので、十分に説明の時間をとることで、まずは安心してもらい、治療における信頼が得られるようにしています。

患者さんへのメッセージをお願いします

脊椎は受診すべきかどうかという判断が難しいです。よく受診のタイミングとして「痛みが我慢できなくなったら受診」というのを見かけたりしますが、痛みは徐々に強くなったりすることもあるので、「我慢できなくなった」ということを判断するのは非常に難しいです。痛みがあるな、受診しようかどうしようか、と迷っていたらぜひ一度受診してください。

稲波脊椎・関節病院の写真

高野 裕一先生の口コミ

オススメ度
5.0
医師の対応
受付・看護師の対応
施設の清潔度
予約方法
外来の待ち時間
手術までの待機時間
予約から初診までの期間 平均5.0週間
外来での待ち時間 平均0.0
手術までの待機時間 平均9.0週間
60代 女性 回答日:2018/07/11
良い点

患者の痛み、想いを真摯に聞いてくださり受け止めてくださったと感じました。
長年苦しめられてきた腰の痛みと腰からつま先までの痺れと痛みとの生活にもバイバイできるかと思うと長いトンネルから抜け出せると想像でき涙が出て止まりませんでした。
手術までに体力をつけ、風邪などに感染しないように気をつけないとと思っています。
高野先生に巡り会えてよかったです。

不満点

手術が必要なのに拒否する方、なんでも否定的な方などは受診されない方がいいと思います。

良い点

高野裕一先生はとても私の話に耳を傾けてくださり今回の手術の説明も素人の私にもMRIの断層写真見ながらわかりやすく説明してくださいました。

不満点

先生が外来で忙しい為試しにするブロック注射を待つのに時間がかかりました。待つ間のレントゲンのベットが冷たく寒く。でも話すとスタッフさんがタオル敷いたり毛布かけてくれたりと対応してくださいました。

良い点

受付、看護師、検査技術者、入院までのスケジュールを組んでくださるコーディネーターの皆さん気さくでお話ししやすく患者に寄り添う医院長先生の気持ちがスタッフにも行き届いていると感じました。

不満点

ネームをつけていない方がいらしてお名前が分からず残念でした。お名前分かればもっと親しみを感じるような気がします。

良い点

施設の立派もよくわかりやすく初めて小岩に行きましたが迷わずにいけました。病院内は綺麗な空間でした。

不満点

不満は特にありませんが、患者数が多いのに待合室が少し狭く息苦しさを感じました。
でもいつもより患者数が少ない月曜日だと看護師さんに聞きました。

良い点

1ヶ月前に電話にて予約しました。
遠方からの受診との事で移動する前にうっかりミスのないように丁寧に教えて頂き助かりました。

不満点

不満は特にありませんがもう少し私が早く高井整形外科内科医院を知っていればもっと早い受診できたと反省しています。

良い点

13時からの予約で時間前には病院に着きました。混んでいるのを想定していましたので待つのはあまり気にはなりませんでした。

不満点

診察までの待ち時間の間にレントゲン、MRIの検査等していただきましたし待つのはどこの病院も同じです。

良い点

私の都合を聞いてくださり次回の検査や手術の日程をコーディネートしてくださいました。その他のお話もしたりで会話を楽しみながら待機時間を決めました。

不満点

1ヶ月ごに手術までにもう一度だけ検査に行くことになりましたが…大事な手術の為ですから致し方ないと思いました。

※投稿時点での口コミであり、病院は異動されている場合があります

勤務先医療機関

住所:東京都品川区東品川3丁目17-5
電話番号:03-3450-1773