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梅澤 聡 先生

子宮頸がん/卵巣がん/子宮体がんの名医
武蔵野赤十字病院
産婦人科部長
専門
婦人科腫瘍学、抗がん剤治療学、手術治療
掲載開始日:2016年04月12日
最終更新日:2019年03月04日

臨床実績


年間婦人科悪性腫瘍手術数
***

専門医資格
***

学会職位
***

学術活動


論文・学会発表数
*** 件
※件数は英語論文を含まない場合がございます

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
***

出身大学
***

略歴
***

受診しやすさ


手術までの待機期間
***

医師指定受診
***

外来待ち時間
*** 時間程度

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梅澤 聡先生のインタビュー

公開日:2019年03月04日
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多摩の患者は多摩で診る。地域完結型医療を目指す産婦人科医の思い

梅澤先生が医師を志したきっかけを教えてください

母親が地域の保健師をしていたことも影響し、子供の頃から自然と医療に関わる仕事に就こうと考えるようになりました。父親は会社を経営していたのですが、会社勤めは自分には合わないと感じ、働く父の姿の対極に保健師として働く母の姿をみていたのだと思います。

高校卒業後は、富山医科薬科大学(現在の富山大学)に進学しました。在学中に父が脳動脈瘤で手術をしたことから、脳外科医になろうと思った時期もありましたし、頭頚部外科医をしていた先輩に憧れて頭頚部外科に進もうと考えたこともありました。外科のなかで色々と考えている中、最終的には自身の診療科で診断も手術も全て完結することができる診療科に進みたいと思い、産婦人科医に決めました。

大学卒業後はどのようなご経験を積まれたのでしょうか

大学卒業後は4年間、母校の大学病院で研修を行いました。上の先生に助けてもらうこともありましたが、ほぼ一人でお産を担当していたので、多い年には年間500件くらいのお産を経験しました。毎日、慌ただしく業務をこなすなか、一度落ち着いて勉強したいと考えるようになった頃、婦人科病理を専門にしていた教授のご縁で癌研究会付属病院(現在のがん研究会有明病院)に異動するお話をいただき、29才の時に東京に来ました。

癌研究会付属病院では婦人科に入局し、婦人科系のがん患者さんの診療や手術をしていました。大学病院時代も忙しかったのですが、こちらの病院では毎日の診療や手術に加えて研究もしていましたので、さらに多忙な日々を送っていました。研究は細胞診と呼ばれる細胞の形態から何の病気かを判定する分野に関する内容を主としていたので、国内の細胞診専門医だけでなく、国際的な細胞診の専門医資格も取得することができました。細胞診は基本的には病理医の先生が行い、その結果報告を受け取ることが多いのですが、現在でも若い先生方の教育も兼ねて、患者さんの細胞診の標本を取り寄せて確認するように指導しています。病院の雰囲気や手術が好きだったこともあり、15年ほど勤めていました。その後、当時当院の院長をされていた先生からお声がけいただき、2005年より当院で勤務しています。大学病院時代は医師としての厳しさを知る修行期間、癌研究会付属病院時代は産婦人科医としての知識と技術を身につける研鑽期間だったように思います。

貴科を受診される患者さんについて教えてください

当院は総合病院であり、産科と婦人科の双方を診ています。産科では、高齢出産や、何らかの合併症を持っていらっしゃるようなハイリスクの出産にも対応しているため、初産婦さんの平均年齢は35才を超えています。婦人科では、当院は紹介受診制であるため、他院の先生や地域の開業医の先生からご紹介されて受診される場合がほとんどです。子宮筋腫や子宮内膜症などの良性腫瘍をはじめ、子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がんなどの悪性腫瘍の方まで幅広く診ており、腹腔鏡手術も数多く行っているので、手術となった際に当院を希望されて来られる方も多いです。

患者さんは多摩全域から来られており、杉並や練馬、世田谷、調布などから来られる方もいらっしゃいます。当科は現在、常勤医だけでも19名の医師が所属しており、十分な人員を確保していることから、分娩は年間約1,200件、手術は全体で約1,500件、そのうち帝王切開を約350件、内視鏡手術を約400件と、日本有数の件数を誇っています。

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梅澤先生はどのような患者さんを診られているのでしょうか

私は主に良性腫瘍や悪性腫瘍など、ご紹介で来られた婦人科の患者さんを診ていますが、産婦人科の部長をしていますので、産科のカンファレンスなどに参加したり、社会的な問題を抱える妊産婦さんの診療に携わったりすることもあります。

患者さんの病気でいうと、一番多いのは子宮体がんの患者さんになります。子宮体がんは閉経前後の50~60代の方に多く、不正出血の症状を契機として見つかることが多い病気ですが、不正出血以外の症状に乏しく、子宮頸がんのように検診方法が確立されているわけではないので、進行した状態で見つかる方も多いです。子宮体がんの治療としては年間100件くらいの手術をしています。現在では子宮体がんの腹腔鏡手術は多くの医療機関で行われていますが、多摩地域では当院が最初に取り入れてきました。当院で腹腔鏡手術を行う場合、入院期間は5泊6日、開腹手術でも10日程度の入院期間となります。入院期間は手術の成績や周術期管理について評価する指標となりますが、他の医療機関と比較するとかなり短い入院期間だと思います。

子宮頸がんの治療についても教えてください

子宮頸がんは検診が確立していて広く推奨されていることから、早期に見つかる場合も多く、20代の若い方もいらっしゃいます。がんとなる手前の状態や早期の状態で見つかった場合には、子宮頸部を円錐状に切り取る子宮頸部円錐切除術を行うことが多く、局所麻酔で手術ができます。入院期間は基本的には一泊二日で、入院当日に手術を行い、一晩経過をみて問題がなければ退院していただきます。他の施設では二泊や三泊以上の入院で行う施設もあり、子宮体がんと同様に多摩地区の医療機関の中では最短期間で行うことができると思います。

貴科の特徴について教えてください

当院は様々な診療科がある総合病院なので、外科や内科、泌尿器科など他科の先生方と連携して治療を行うことができる点が当科の強みだと思います。例えば、卵巣がんは進行すると腹膜播種といいお腹全体にがんが広がってしまう場合があり、卵巣と一緒に大腸や小腸などを切除する場合もあります。以前はこのような手術も全て当科で行っていましたが、消化器外科の先生から腸の切除は任せておけと言っていただいたこともあり、現在では一緒に手術を行っています。また、多職種で連携したカンファレンスも毎週行っており、それぞれの専門的な知見から患者さんの治療方針に関する話し合いができています。当院は他科の先生方も非常に協力的で、スムーズに連携することが出来ているため、患者さんには最善の治療を行うことが出来ていると思います。

他に、私が着任してから取り組んだこととしては、がんに関わる遺伝カウンセリングのための外来や、婦人科疾患の患者会を設立したことがあります。がん遺伝カウンセリング外来は、遺伝の専門家である臨床遺伝専門医が担当し、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)というBRCA1、BRCA2遺伝子の変異によって高い確率で乳がんや卵巣がんを発症する病気などに関するカウンセリングを行っています。若い時に卵巣がんや乳がんになった近親者の方がいらっしゃる場合、この遺伝子を保有している可能性があります。卵巣がんや乳がんの発症リスクを知ることによって、がんの早期発見や早期治療に繋げることを目的としています。

患者会については、当院に着任した時に患者さん同士が交流できる場がないことを知り、ひまわり会という会を立ち上げました。現在は看護師さんが主体となって三ヶ月に一度位の頻度で、乳がんや婦人科系の疾患をお持ちの患者さん同士が集まり、お話したり、講演を行ったりしています。

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貴科には様々な専門医資格を持った先生が多くいらっしゃると伺いました

私たちは、「多摩の患者は多摩で診る」ということを理念に掲げています。当院が位置する武蔵野市は様々な地域からアクセスが良い反面、都心へのアクセスも良いため、都心の病院まで治療に行かれる方もいらっしゃいます。しかし、病気は手術を行ったら終わりではなく、手術後もサポートを要する場合があります。例えば、婦人科の患者さんでは手術後の合併症として排尿障害が起こることがあり、排尿コントロールのために医療サポートを要する場合があります。他院で手術を行い、術後は当院に受診するような場合、詳細な紹介状をいただいても実際に手術をした者でないとわからない部分もありますし、こちらから他の手術や処置を勧めにくい場合もあります。なので、当院は多摩の患者さんが都心に出ずとも安心して当院で治療を受けていただけるようなゲートキーパーとなりたいと考えています。そして、そのためには私達が実力をつけるしかないと思っています。

資格を取得することを目的としているわけではありませんが、安心や信頼を担保するための一つとして、また、最先端の医療を高いレベルをもって提供できるように専門医などの資格取得を推奨しています。当科には婦人科の腫瘍専門医が5名、周産期専門医は5名以上、がん治療認定医も10名以上います。専門性に関しては、近隣の大学病院などと比較しても高いレベルにあると自負していますし、一流の病院として認められるように日々、努力しています。

先生が診療の際に心掛けていることを教えてください

私が心掛けていることは、その方に合ったベストな治療方法を患者さんと一緒に考えるということです。例えば、子宮頸がんの場合、手術の他に放射線治療という選択肢もあります。しかし、放射線治療では長期間の通院が必要になる場合もあり、患者さんの住んでいる地域やご家庭、お仕事の事情によっては大きな負担になってしまうこともあります。なので、治療方針を検討する際には患者さんの生活やお住まいの環境など、治療と直接関係のないように思われることについてもお話を伺うようにしており、それぞれの患者さんに合わせた対応を心掛けています。

今後の目標について教えてください

現在は身体に負担の少ない低侵襲手術が主流になってきています。当院でも腹腔鏡手術を積極的に行っていますし、2018年12月にはロボット手術に用いるda Vinci Xiという最新型の手術用ロボットも導入しました。ロボット手術は、鉗子を自由自在な角度に動かすことができ、手ブレもなくなるといったメリットがあるので、腹腔鏡手術より繊細な手術を行うことができます。今後、ロボット手術を積極的に行っていくことを考えていますが、何よりも安全が一番なので、シミュレーションなども活用して、さらに技術を高めていきたいと考えています。

編集後記

梅澤先生は、「天気の良い時には富士山もよく見えますよ。」と仰り、病院からの眺めをご案内して下さいましたが、武蔵野赤十字病院は周囲に高い建物もなく、取材にお伺いした8階からは近隣地域全体を見渡すことができる、とても気持ちの良い景色が広がっていました。梅澤先生はお忙しい中での息抜きに関してお伺いすると、「小学生の娘と遊ぶことが癒しになっています。一人娘なので本当に可愛いですね。」と仰るなど、父親としての優しい表情も見える、とても温和な先生でいらっしゃいました。

武蔵野赤十字病院の写真

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梅澤 聡先生の口コミ

オススメ度
4.0
医師の対応
受付・看護師の対応
施設の清潔度
予約方法
外来の待ち時間
手術までの待機時間
予約から初診までの期間 平均 - 週間
外来での待ち時間 平均 -
手術までの待機時間 平均 - 週間
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40代 女性 回答日:2018/10/30
良い点

病状説明は的確にわかりやすくしてくれると思います。手術や化学療法、放射線療法が何故必要かなど、質問しなくてもいいくらい説明してくれます。

不満点

淡々とお話になるので、冷たい印象を持たれる人もいるかもしれませんが、先生の持ち味と捉えたら良いと思います。

※投稿時点での口コミであり、病院は異動されている場合があります

勤務先医療機関

住所:東京都武蔵野市境南町1丁目26-1
電話番号:0422-32-3111