頭痛に悩まされる人はおよそ4人に1人といわれますが、日本人に多い頭痛のタイプは片頭痛のような慢性的な頭痛です。慢性的な頭痛にはほかに緊張性頭痛や群発頭痛があり、それぞれ原因や症状、治療薬が異なります。片頭痛と群発頭痛は解熱鎮痛剤で炎症を抑え、緊張性頭痛は筋弛緩剤で緊張を和らげるのが一般的です。適切な治療のためには、名医に的確な診断を受けるようにしましょう。また、生理痛などの一時的な頭痛は原因がなくなれば多くは解消されますが、脳腫瘍や脳出血などで起こる頭痛は生命にかかわるため緊急処置が必要です。
神経内科の医師は、内科の中でも、認知症、パーキンソン病、多発性硬化症、てんかんなどの脳、神経、筋肉の疾患を専門に診療する医師です。薬物治療を中心に行います。神経内科を主な診療科とする医師は全国で約4,400名、日本神経学会が認定する神経内科専門医は約5,100名です。神経内科の疾患は、そもそも診断をつける段階から高度な知識が必要となり、他科では使用頻度の低い薬を用いることも多く、専門性の高い診療科です。クリンタルは、神経内科の専門医から名医を厳選して掲載しています。