側弯症/脊柱変形とは、脊柱が異常に曲がった状態のことです。側弯症/脊柱変形は先天的な理由によって生じる場合と後天的に発生する場合があり、原因については特定できないことが多く、学校での脊柱側わん症検診やレントゲンを撮影した際に発見されることが多いです。背骨の変形が軽度であれば、症状は軽度の違和感や不快感だけですが、重度の場合には慢性的な痛みや内臓の位置が変わってしまうなどの影響が起こりえます。治療法としては、背骨の歪みを矯正する器具を装着して背骨をまっすぐに保つようにしたり、変形が大きくならないようストレッチなどの理学療法を受けますが、変形が重度の場合には背骨を固定するために手術を行う必要があります。多くの場合で弯曲がさらに悪化することはないと言われていますが、発症が小児期であることも多いため、しっかりと診察や治療を受けるために、側弯症/脊柱変形の治療実績の高い名医を探して受診しましょう。
整形外科の医師は、骨折、腰痛、変形性関節症、スポーツ外傷など、骨や筋肉、靭帯に関わる疾患を診ます。膝関節鏡手術、人工股関節置換術、椎間板ヘルニア/脊柱管狭窄症手術といった手術や、薬による治療を行います。整形外科を主な診療科とする医師は全国に約20,000名、日本整形外科学会が認定する整形外科専門医は約17,000名です。整形外科は受診患者数が多く、比較的開業しやすい診療科であることから、医師の間でも人気のある診療科です。クリンタルは、整形外科の専門医から名医を厳選して掲載しています。