心臓血管外科の医師は、狭心症、心筋梗塞、弁膜症といった心臓疾患や、胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤などの血管の疾患に対して、手術による治療を中心に行います。心臓血管外科を主な診療科とする医師は全国で約2900名、心臓血管外科専門医は約1900名です。心臓血管外科の手術は高度な技術を要するものが多く、また、ステント治療や低侵襲手術など新しい技術も出てきており、医師の技量により結果に差が出やすい分野のひとつです。クリンタルは、心臓血管外科の医師から名医を厳選して掲載しています。
長崎県の医師の数は、この6年間で5%程度増加し、4,000人となっています。病院は160軒、クリニックは1,420軒存在します。人口10万人あたりの医師数は287.8人で、全国8位です。特に、男性医師が人口に対して多く、10万人あたりの男性医師数が509人と日本一多くなっています。医療費は1人あたり35.4万円と全国5位の多さですが、一方で人口1万人あたりの喘息患者数が70人と日本一少ない県となっているほか、自殺者数、うつ病患者数、高齢がん患者数などで軒並み低い数値となっているのが特徴です。