口唇口蓋裂は、日本の出産児の0.1~0.3%に起こる可能性のある先天奇形で、上唇から鼻に裂け目ができる口唇裂と口と鼻を隔てる口蓋に裂け目ができる口蓋裂があります。口唇口蓋裂の子どもには、外見上の問題に加え、授乳がうまくできない・感染症に罹り易い・うまく話せないなどの問題が生じます。原因には遺伝・高齢出産・胎内環境などが関係します。口唇口蓋裂の治療は裂傷の修復手術がメインですが、最近は機能面だけでなく美容的な面が重視され、形成外科の名医による経験と技術が不可欠です。経験豊富な名医を探しましょう。
形成外科の医師は、口唇口蓋裂、眼蓋下垂、ケロイド/瘢痕など、美容面や機能面で問題となる疾患を診ます。特別な縫合手技、皮膚移植、再建手術などの手術を中心に治療を行います。形成外科を主な診療科とする医師は全国で約2,200名、日本形成外科学会が認定する形成外科の専門医は2,100名程度です。治療手段が主に手術であり、医師の技量によって結果に差が出やすい診療科です。クリンタルでは、形成外科の専門医から名医を厳選して掲載しています。