肺がんは、肺にできる悪性腫瘍です。早期にはほとんどの場合で無症状で、進行に伴い咳、たんに血が混じるなどの症状が出ます。がん検診のレントゲンや血液検査などにより早期に発見される例も増えています。肺がんは喫煙習慣があると発症しやすい疾患です。治療は、比較的早期のものでは手術が基本となり、進行したものでは、薬物療法(化学療法)や放射線療法を行うことになります。どの治療法が適切かを判断するためには、専門的な知識と経験が必要です。肺がんの恐れがある時にはぜひ呼吸器内科の名医を受診したいものですね。
呼吸器内科の医師は、内科の中でも、肺炎、結核、気管支喘息、肺がんなどの呼吸器疾患を専門とする医師です。薬による治療を中心に行います。呼吸器内科を主な診療科とする医師は全国で約5,300名、日本呼吸器学会が認定する呼吸器専門医は約5,100名です。呼吸器の疾患は呼吸器内科以外の内科・総合内科でも診療していますが、重症の肺炎や難治性の喘息、肺がんなどは呼吸器内科専門医による診療が必要になります。クリンタルは、呼吸器内科の専門医から名医を厳選して掲載しています。