睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸をしていない時間帯(無呼吸)を繰り返す疾患です。激しくいびきをかいたり、眠りが浅くなることによる日中の眠気や集中力の低下がみられます。睡眠時無呼吸症候群は、血液検査やレントゲンなどでは診断できず、特殊なセンサーを付けた状態で眠るという専門的な検査が必要です。治療は、体重を減らすといった生活指導や、マウスピース、睡眠中の呼吸を助けるための人工呼吸器を使用します。診断から治療まで、専門的な知識を要する疾患ですので、ぜひ呼吸器内科の名医を受診したいものですね。
呼吸器内科の医師は、内科の中でも、肺炎、結核、気管支喘息、肺がんなどの呼吸器疾患を専門とする医師です。薬による治療を中心に行います。呼吸器内科を主な診療科とする医師は全国で約5,300名、日本呼吸器学会が認定する呼吸器専門医は約5,100名です。呼吸器の疾患は呼吸器内科以外の内科・総合内科でも診療していますが、重症の肺炎や難治性の喘息、肺がんなどは呼吸器内科専門医による診療が必要になります。クリンタルは、呼吸器内科の専門医から名医を厳選して掲載しています。