前立腺がん小線源療法は、放射線を出す物質を密封した小さなカプセルを前立腺の中に埋め込み、体内から前立腺に放射線を照射する治療法です。前立腺の周辺には尿道や直腸などがあるため、放射線の影響が最小限となるように事前にコンピューターで埋め込む位置を決めておき、50個~100個ほどのカプセルを埋め込みます。埋め込む数は病状によっても異なり、埋め込んだ後は1年ほどで放射線の放出がなくなるため、カプセルは取り出さずそのまま体内に残しておきます。前立腺がん小線源療法は単独で行う場合と、ホルモン療法などの他の治療と併用して行う場合があるため、病状に合った適切な治療を受けるためにも、診察や治療は実績が豊富な泌尿器科の名医にお願いしたいですね。
泌尿器科の医師は、前立腺肥大症、尿路結石や、前立腺がん・膀胱がん・腎がんなどを診ます。薬物治療に加えて、内視鏡治療を含めた手術による治療を行います。泌尿器科を主な診療科とする医師は全国で約6,700名、日本泌尿器科学会が認定する泌尿器科専門医は約6,400名です。消化器や呼吸器の疾患では、薬は内科、手術は外科という役割分担がなされることも多いですが、泌尿器の疾患は、薬物療法から手術まで全てを泌尿器科医が担当することになります。クリンタルは、泌尿器科の専門医から名医を厳選して掲載しています。