尿路結石は、尿の通り道に石ができ腹痛や排尿障害を生じる病気で、3:1の割合で男性に多く発症し、腎臓や尿管にできる上部尿管結石が約9割、膀胱や尿道にできる下部尿管結石が残りの1割を占めます。尿路結石の原因には遺伝的な要素や生活習慣が関係し、治療は鎮痛剤による痛みのコントロール・飲水・石を除去するための外科手術を症状に応じて選択します。尿路結石は再発しやすく、石を除去した後も定期検査や薬物・食事療法を継続することが必要です。治療実績のある名医を探し、一貫した指導を受けましょう。
泌尿器科の医師は、前立腺肥大症、尿路結石や、前立腺がん・膀胱がん・腎がんなどを診ます。薬物治療に加えて、内視鏡治療を含めた手術による治療を行います。泌尿器科を主な診療科とする医師は全国で約6,700名、日本泌尿器科学会が認定する泌尿器科専門医は約6,400名です。消化器や呼吸器の疾患では、薬は内科、手術は外科という役割分担がなされることも多いですが、泌尿器の疾患は、薬物療法から手術まで全てを泌尿器科医が担当することになります。クリンタルは、泌尿器科の専門医から名医を厳選して掲載しています。