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山本 隆次 先生

尿路結石の名医
東京腎泌尿器センター大和病院
腎・尿管結石破砕センター医師
専門
尿路結石症
掲載開始日:2016年04月12日
最終更新日:2017年01月30日

臨床実績


尿路結石外来患者数/月
***

専門医資格
***

学会職位
***

学術活動


論文・学会発表数
*** 件
※件数は英語論文を含まない場合がございます

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
***

出身大学
***

略歴
***

受診しやすさ


初診までの待機期間
***

医師指定受診
***

外来待ち時間
*** 時間程度

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山本 隆次先生のインタビュー

公開日:2019年06月10日
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尿路結石は破砕後の経過観察が大切!痛みがなくても油断は禁物

山本先生のこれまでのご経歴についてご教示いただけますか?

親族に医療従事者が多かった影響もあり、自然と医師になることを想像していたように思います。

私が専門としている診療科は泌尿器科ですが、泌尿器科を専門とすることとしたきっかけは卒業前に研修している際に先生から声をかけていただいたこととなります。私が医学部生の頃は現在の初期研修制度のような、卒業後に様々な診療科を経験して専門とする診療科を決めると言ったシステムではなく、卒業時には専門の診療科を決めるのが一般的でした。その頃、泌尿器科と言うと専門性が高いイメージがあり、多くの学生が選択する科ではありませんでしたが、私自身、自分には専門的な診療科の方が合っているのではないかと思っていましたし、当時、助教授を勤められていた先生から誘われたこともあり、泌尿器科を専門とすることを決めました。

誘っていただいた助教授の先生は泌尿器科の中でも内視鏡手術を得意としていた先生でしたので、私も内視鏡手術に興味を抱きました。今でこそ、尿路結石を専門としていますが、こちらを専門とするようになったのは1980年代前半の医師になって10年も経っていない頃からです。当院の前身である大和病院は尿路結石を体外衝撃波で破砕する医療機器を全国に先駆けて導入した病院の一つであり、私もこの治療法に携わるようになり、尿路結石の患者さんを多く診療することとなりました。

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山本先生のご専門とされる尿路結石について貴院では具体的にどのように治療を行なっておられますか?

患者さんは地域の医療機関からご紹介でいらっしゃることが多いのですが、やはり痛みを自覚されて受診される場合が多いです。紹介以外ですと、ご自身でインターネットから調べられてお越しになる場合もあります。

尿路結石の診断で受診された際にはレントゲン撮影やCT撮影、血液検査、尿検査などを行い、治療の適応があるかを判断していきます。結石の大きさや結石がある部位に加え、患者さんのお仕事や家事の負担と言った家庭環境など社会的な条件を考慮し、どの治療法が望ましいか選択していきます。

患者さんの状態によっても治療法は異なりますが、私は中でも体の外から衝撃波を与え石を砕く、体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)と言う治療法を多く経験しています。当院ではこの他にも経尿道的腎尿管結石砕石術(f-TUL)や経皮的腎砕石術(PNL)と言った治療を得意としています。

体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)による治療の際には鎮痛剤を用い、基本的には麻酔を必要としません。治療後に問題がなければそのまま帰ることも可能ですので、日帰りまたは一泊の入院となることが多いです。尿道から内視鏡を用いて石を砕く経尿道的腎尿管結石砕石術(f-TUL)では全身麻酔を行い、軟性尿管鏡を用いて手術を行いますので、ある程度の入院期間が必要になる場合があります。

尿路結石は生活習慣病であり、肥満や不規則な生活が影響していると考えられています。そのため、治療後も繰り返される患者さんが多く、再発率が高い疾患です。当院では再発を予防するために、「腎・尿路結石にならないための食生活 再発防止を目指して」というパンフレットを作成して患者さんにお渡ししています。定期的な通院の必要性もお話しており、中には10年近く通っておられる患者さんもいらっしゃいますよ。

山本先生が長年、尿路結石の診療に取り組まれた経験から大切にしていることはどのようなことでしょうか?

結石が排石されたか経過を追うことをとても大切にしています。

語弊を恐れずに言うと、患者さんが自覚される痛みがあるうちは良いと思っています。多くの場合、痛みがあって来院されても、治療をすれば楽になります。これまで多くの経験をしましたが、一番辛いことは患者さんの知らないうちに結石ができて、それが尿路を閉塞してしまい、腎機能が失われる事態につながることです。比較的、短い期間で腎機能が失われてしまうことがあります。痛みがなくなったから治ったと思って絶対に放置しないようにしてほしいと思います。痛みがなくなったから大丈夫だろうと言うことではなく、結石がちゃんと排石されるまで病院に来ていただきたいです。

体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)でも、破砕したからと言って治療が終わるわけではありません。破砕後に排石される過程で尿の流れが悪くなることもあり、スムーズに排石がなされない場合、それをどこまで経過観察とするのか、改めて治療が必要か、または内視鏡手術などの別の治療法に切り替える必要があるかと言った判断が必要となります。そう言った見極めを行うためにも、治療の経過を確認することを大切にしています。当院では、治療1週間後に外来を受診していただき、それまでに完全に排石されていない場合には2週間後にもう一度来院していただくと言うように経過観察を行っています。

体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)によって結石を破砕しても、破砕した石が詰まってしまい腎機能が悪くなってしまったら、元も子もないですよね。ちゃんと排石が確認されるまで通院が必要です。

経尿道的腎尿管結石砕石術(f-TUL)などの場合には結石を取り除いて治療が終了するという場合もありますが、尿路結石では治療法に限らず定期的な通院が必要だと考えています。結石を治療する目的は痛みを取り除くと言うこともありますが、最終的な目的は腎臓を守ることです。ですから、そういう意味ではちゃんと診察に来て、今の腎臓の状態を定期的にチェックしてほしいですね。

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今後、尿路結石の治療法はどのように変化していくと思いますか?

医療機器の進歩によって、今よりももっと低侵襲な治療法が開発されるのではないかと思っています。内視鏡手術についても今は全身麻酔で行いますが、もっと痛みが少なく、全身麻酔が不要な方法も出てくるかもしれませんよね。

体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)が登場する前は尿管切石術と言う手術が必要でした。結石が腎臓に近い場合には背中からアプローチし、結石が前の方にある場合には腹部からアプローチすると言うように結石のある位置によって手術法が異なりますが、手術によって摘出していたので、場合によっては結構な時間がかかったりしていました。この手術は体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)が登場する前は泌尿器科の手術で一番多い手術でしたので、この医療機器が登場したことは、大変な革命だったのです。あまりにも画期的な手法だったため、当時は懐疑的な意見もありましたが、その後、患者さんにも負担が少なく、良い治療法だと認められていきました。最初の頃は硬膜外麻酔が必要だったのですが、医療機器もどんどん良いものが開発され、今では鎮痛剤のみで麻酔が不要となりました。

医療機器の進歩によって、これまで、患者さんにより負担の少ない治療法が次々と開発されていますから、今後もそうなっていくのではないかと思います。

最後に患者さんにメッセージをお願いします

現代では医療に関する情報も様々な情報が多くあり、たくさんの情報の中から正確な情報を見極め、知識を組み立てていくことが非常に難しくなっていると思います。患者さんにご病気や治療の説明を行なっていても、医師が思うほど伝わってはいないのではないかと思うところもあります。自分では細かく説明しているつもりですが、全く失礼ではないので、患者さんからも疑問がある時には、何でそうなんですか、何でこの治療法なんですか、他に治療法はないのですかと聞いていただきたいです。

インターネットやテレビなどの情報を鵜呑みにせず、やっぱりちゃんと病院に来て、根掘り葉掘り聞いてください。その際はもちろんきちんとお答えしますよ。

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東京腎泌尿器センター大和病院の写真

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勤務先医療機関

住所:東京都板橋区本町36-3
電話番号:03-5943-2411