尿失禁は、自分の意志に関係なく尿が漏れてしまう状態を指し、生活に何らかの支障をきたします。尿失禁は女性や高齢者に多く、お腹に力が入る時に尿が漏れる腹圧性尿失禁・急な尿意を我慢できず尿が漏れる切迫性尿失禁・膀胱から尿が少しずつ漏れる溢流性尿失禁・認知症や身体的な障害により尿が漏れる機能性尿失禁の4つのタイプに分けられます。尿失禁の治療はその原因に応じて薬物療法・外科手術などを選択します。尿失禁から隠れた疾患が見つかることもあり、経験を積んだ泌尿器科の名医による適切な診断と治療を受けましょう。
泌尿器科の医師は、前立腺肥大症、尿路結石や、前立腺がん・膀胱がん・腎がんなどを診ます。薬物治療に加えて、内視鏡治療を含めた手術による治療を行います。泌尿器科を主な診療科とする医師は全国で約6,700名、日本泌尿器科学会が認定する泌尿器科専門医は約6,400名です。消化器や呼吸器の疾患では、薬は内科、手術は外科という役割分担がなされることも多いですが、泌尿器の疾患は、薬物療法から手術まで全てを泌尿器科医が担当することになります。クリンタルは、泌尿器科の専門医から名医を厳選して掲載しています。