双極性障害はうつ状態と躁状態を繰り返す気分障害です。うつ状態では興味や意欲が低下しますが、躁状態になると気分が高揚し、異常に意欲的で寝ずに活動することもあります。双極性障害には躁状態を示すⅠ型と軽い躁状態のⅡ型があり、二つを合わせた発症頻度は約0.4~0.7%です。双極性障害は再発が多いため、気分安定薬を用いて再発予防を含めて治療します。双極性障害の場合、うつ状態を示す他の病気と区別して正しい診断を受け、的確な治療を受けることが重要です。そのためには名医のいる病院で治療を受けるとよいでしょう。
精神科/心療内科は、正確には精神科と心療内科に分かれますが、クリニックなどでは分かれていないことも多いです。精神科では、うつ、パニック障害、認知症など、心療内科では心身症という疾患を診療します。日本精神神経学会が認定する精神科専門医は10,000名程度、日本心療内科学会が認定する心療内科専門医は130名程度です。精神科/心療内科はこころと体の症状療法を扱うため、患者さんと信頼を築くことができる知識・経験・人格が必要です。クリンタルでは、精神科/心療内科の専門医から名医を厳選して掲載しています。