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金谷 毅夫先生

慢性副鼻腔炎の名医
立正佼成会附属佼成病院
耳鼻咽喉科 鼻の診察室室長
専門
鼻副鼻腔疾患
掲載開始日:2016年11月16日
最終更新日:2017年03月17日

臨床実績


年間内視鏡副鼻腔手術件数
***

専門医資格
***

学会職位
***

学術活動


論文・学会発表数
*** 件

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
***

出身大学
***

略歴
***

受診しやすさ


手術までの待機期間
***

医師指定受診
***

外来待ち時間
*** 時間程度

金谷 毅夫先生のインタビュー

Header
傷の小さい手術と東洋医学が鼻炎患者を救う!

金谷先生が耳鼻咽喉科、そして鼻をご専門にされたきっかけは何でしょうか

私は杏林大学出身なのですが、そもそもは学生実習の際に当時の耳鼻咽喉科の教授に医局に入らないかと強く誘われたからです。その頃は漠然と小児科などにも興味があったのですが、教授がそんなに熱心に誘ってくれるなんてありがたいなと、耳鼻咽喉科の道に進むことに決めました。人の熱い想いを感じると、その想いになんとかして応えたい、という気持ちが湧いてくる性格のようです。あとで、実はその教授はほとんどの学生を熱心に誘っていたことがわかったのですが笑。

耳鼻咽喉科は、部位としては、耳、鼻、咽頭・喉頭、と幅広い領域を対象としており、手術方法や検査方法が非常にバラエティに富んでいます。いろいろ幅広く経験する中で、鼻の領域が一番自分にあってるなと感じ始め、その道を選びました。もしかすると、救急で診ることの多かった鼻出血の患者さん達を助けたい!という想いに引っ張られたのかもしれません。鼻を専門とする耳鼻咽喉科医は多くなく、今でも鼻を選んで間違いなかったなと思います。

主にどちらで鼻の診療の経験をつまれたのでしょうか

今もまだまだ勉強中の身ではありますが、鼻のクリニックでの10年間とスタンフォード大学見学は非常によい経験になりました。

鼻のクリニックでは、黄川田先生という名医の下で、年間500例以上の鼻の手術をしておりました。黄川田先生は鼻の手術において画期的な術式をいくつか編み出された方で、先生の下で慢性鼻炎に対する後鼻神経切断術などの最先端の術式を学ぶことができました。依然として、鼻炎に対して、下鼻甲介を全部切除してしまうなどの治療も行われている中(下鼻甲介を全部切除すると鼻腔の乾燥などにつながり、副作用もおきやすい)、最先端の術式を勉強できたことは大きな成長になりました。

またスタンフォード大学では、日米の考え方の違いに触れ、治療に対する考え方の幅が広がりました。例えば、そもそも鼻炎の手術というのは米国ではそれほど行われていません。米国の考え方としては、症状が緩和されるというぐらいであれば(完治しないのであれば)、わざわざ高いお金を払ってまで手術しない、ということが根底にありました。日本では頻繁に行われている手術なだけに、これはなるほど違うな、という思いでした。その代わりに、日本の耳鼻咽喉科ではそこまで行われていない外鼻形成術が米国ではよく行われているのも興味深かったです。

さらに米国での退院の早さにも驚きを受けました。もちろん退院が早い方が、費用的にも精神的にも患者さんにとって喜ばしいということは理解していたのですが、まさか頭蓋底の手術(脳腫瘍などに対する手術の一つ)でさえも日帰りで行っているとは思っていませんでした。これらに知見をそのまま日々の診療に取り入れようとは思いませんが、自分の日本でのこれまでの治療や患者さんに対する考え方を見直し、幅を広げるきっかけになりました。

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先生の手術の特徴は何でしょうか

まず一つには患者さんになるべくダメージの少ない低侵襲手術を心がけています。例えば、鼻炎に対する下鼻甲介手術では、下鼻甲介(鼻の中の構造物)の中の骨を切除することで、鼻の中の空気の通り道を広げます。骨を取り除く際に、下鼻甲介の粘膜を大きく切り開くと、視野がよくなり中の骨も取りやすいのですが、そうすると出血も増え、創の閉鎖にも時間がかかります。私の場合は、下鼻甲介の粘膜の前面の1辺だけを切開し、そこから骨を切除していくことで、傷を最小限にとどめ、患者さんへのダメージをなるべく少なくなるようにしています。そのために、通常、鼻の手術では1週間ほど入院という病院もありますが、当院では2、3泊で退院できます。

また、視野の確保のために、水流を豊富に用いるのも特徴です。鼻の手術の際には、少しの出血でも、すぐに鼻の中が血液でいっぱいになり内視鏡の視野が非常に悪くなってしまうのですが、それに対して内視鏡の先端から水流を出し続けることで、血液を洗い流し、まるで水中カメラのような状態になり、視野をきれいに保つことができます。それにより、さきほどの後尾神経切断術のような繊細な手技も行いやすくなります。

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他にも何か力をいれてらっしゃるポイントなどありますでしょうか

手術や西洋医学に加えて、東洋医学、漢方の治療を勉強しています。漢方の世界も手術同様に非常に奥が深く、「傷寒論(しょうかんろん)」「金匱要略(きんきようりゃく)」といった漢方の古典を週末に読み返しつつ、漢方の専門医の先生のところに勉強をしに通っています。

なぜ漢方の診療を始めたかといいますと、やはり手術だけでは治療しきれない場面も多く、特に、下記のような方々には漢方を用いた治療をお勧めしています。
- 手術だけでは完全に症状が改善しない方
- 後鼻漏やめまいなどで原因がはっきりとわからない方
- 高齢で体力が落ちてしまっているため手術が厳しそうな方

実際に漢方の治療を始めてから、症状の改善がみられたという方も多く、非常に喜ばれています。東洋医学は西洋医学と違い、理論ではなく経験を重視した分野でもあるため、古典で勉強をしつつ、同時に患者さんからも学ばせていただいております。

患者さんへのメッセージをお願いします

鼻の症状でお困りの方はいつでも来てください。長年鼻炎でお悩みの方、いろいろな治療をためされた方、ティッシュ箱なしでは生きられない方、どなたでも大丈夫です。手術や漢方など含め、症状が改善する道を一緒に探しましょう。

慢性鼻炎や鼻汁・鼻閉に対して、ご自宅でできることとしては、鼻洗浄とステロイドの点鼻をお勧めしています。最近は鼻洗浄の器具や点鼻薬がドラッグストアなどで売っていますので、まずはそちらを1ヶ月ほど試していただくのが良いでしょう。それだけで、炎症で厚くなった鼻の粘膜が薄くなり、鼻の通りが改善する方もかなり多いです。もちろんそれでもあまり変わらないという方、とにかく受診したという方は、ぜひ佼成病院を受診してください。

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立正佼成会附属佼成病院の写真

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勤務先医療機関

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電話番号:03-3383-1281
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