チャットで
相談する

口コミを
投稿する
宗田 聡 先生

東京都渋谷区恵比寿1丁目12-1 CRD EBISU 1STビル 5F
広尾レディース
院長
掲載開始日:2016年06月24日
最終更新日:2017年12月28日

受診しやすさ

医師指定受診
-
外来待ち時間
-時間程度

臨床実績

専門医資格
日本産科婦人科学会専門医
学会職位
周産期メンタルへス学会評議員
公益財団法人日本医療機能評価機構 産科医療補償制度原因分析委員会委員
東京都産婦人科医会広報委員会委員

学術活動

論文・学会発表数
340件
最終論文・学会発表年
2016年
学術機関
大学院卒
留学経験あり
出身大学
-
略歴
1988年 筑波大学卒業
1996年 筑波大学大学院博士過程卒業(遺伝医学)
1996年 筑波大学医学部講師
1999年 文科省在外研究員として米国留学(ボストンTafts大学遺伝医学)
2004年 茨城県周産期センター長・筑波大学臨床准教授
現在
2010年~ 筑波大学大学院人間総合科学研究科フロンティア医科学専攻(非常勤)
2012年~ 広尾レディースを開院
2013年~ 首都大学東京健康福祉学部看護学科(非常勤)
2015年~ 筑波大学大学院人間総合科学研究科看護科学専攻(非常勤)
2016年~ 東京慈恵会医科大学産婦人科学(非常勤)

※医療機関の関係者の方へ

クリンタルでは「患者様へのメッセージ」なども追加することができますので、ぜひこちらのフォームよりご入力をお願い致します。(修正や掲載は全て無料です)

宗田 聡先生のインタビュー

公開日:2017年03月06日
女性の健康を総合的にケアできる専門クリニックを目指して

広尾レディースを開業されたきっかけを教えて下さい

大学を卒業して医局に入った後、関連病院で数年臨床をして、研究を行うために大学に戻る、というのを繰り返しました。研究結果を実際の医療の現場で活用したいと考えていたので、臨床だけ、研究だけ、ということではなく、双方のキャリアを積んできました。

当院を開業する前は、地元茨城の周産期センターのセンター長を務めていました。40歳になり、次のステップとして何を行なっていくかということを考えた時に、ふと留学先のボストンで触れたウィメンズ・ヘルスという概念を思い出しました。アメリカでは個々の疾患を治療するという考え方よりも、女性の健康を総合的にケアしましょうという考え方が主流でした。今でこそ日本でも少しずつそういったクリニックができつつありますが、当時はそういった概念は日本にはなかったので、これを日本に根付かせることができたら良いなと思い、女性を総合的に診察できる専門クリニックを立ち上げたのが始まりです。

広尾レディースの特徴を教えてください

幅広い患者さんに対応できる、かかりつけ医としての機能と、周産期に関する専門性を両立していると自負しています。

最近は医療の専門分野の細分化が進んでいて、かつてのかかりつけ医としての役割を担えるクリニックが減っていると感じます。確かに特定の分野において専門性の深いクリニックももちろん必要ですが、女性に何か身体の不調があったときに、総合的に相談できるクリニック、かかりつけ医としての役割を担いたいと思っています。

一方で、私自身は周産期センター長の経験や、最先端の遺伝子診断の研究まで、周産期の専門家としての経験があります。特に遺伝子診断については、正確な説明と共に実施できるところはまだ多くありませんので、このような部分は広尾レディースの特徴といえます。

広尾レディースにはどんな患者さんが来院されるようにしていきたいですか?

かかりつけ医として10代の中高生から高齢のかたまで、幅広く相談に乗れるようなクリニックにするということを目指しています。一般的に産婦人科というと、妊娠出産や女性特有の病気単体で診てもらうイメージが強いと思いますが、それだけにとどまらず、総合的に女性を診察できるクリニックが理想です。その中でも、特に「働く女性ならではの身体の悩み」をお持ちの20−40代の方には、お力になれるところも大きいかと考えています。

恵比寿という地域柄、既に現在来院される方の中でも「働く女性」の比率は高いのですが、これは今後ますます増えていくと思われます。10年位前までは、結婚、妊娠、出産というライフイベントを迎えると、女性は仕事を続けない、もしくは続けられないということがほとんどでした。この10年で大きく時代は変わり、今後ますます、女性特有のライフイベントを迎えながらいかに仕事を続けていくかということを考える女性が増えていくはずです。特に、初めての東京での仕事や転職後の場合では、わからないことも多く、ストレスやホルモンバランスの乱れなどで、体調を崩しがちです。そういった時に、産婦人科医としての立場から、患者さんの悩みに対して一緒に向き合うことで、少しでも女性が仕事をしながらでも健康に自分らしい人生を過ごせるお手伝いをしたいと思っています。

余談ですが、働く女性が過ごしやすい社会になるといいなと思い、現在は産婦人科医として患者さんに接する以外に、メディカルプロデューサーとして大手企業の経営や人材育成の分野でお手伝いさせてもらっています。自身が企業と一緒に働くということで、実際に働いている女性の方たちの現状などにも関わっています。医療の専門家としての閉じたアドバイスではなく、患者さんに寄り添ったアドバイスができればと思っています。

宗田先生が名医となるべく心がけていることはなんですか?

患者さんの病期や悩みに対して、出来る限り最新の医療で応えることができるように自己研鑽を怠らないことです。そのためには臨床をしながらも最新の研究をキャッチアップし続けるというバランス感覚を意識しています。

基本的に医師が患者さんと接する日々には、忙しさが付き物です。ともすると日々の診察だけに忙殺されてしまい、最先端の研究に追いついていけなくなったり、自己研鑽のためのインプットが疎かになりがちです。それでは、結局患者さんに信頼される医師にはなれないと思います。ですので、忙しい合間になんとか時間を作って、極力学会に出席するようにしたり、年に1〜2回は海外の学会に出席したりと、常に最新の周産期医療に関する知識をアップデートするようにしています。

患者さんへの一言をお願いします

妊娠されている方、特に高齢の方だと多い傾向にありますが、検査で正常な値でなかったときなど、とても不安な気持ちになることがあると思います。そのときに、貴女が納得できる・安心できるように十分な説明をしてもらえる産婦人科ばかりではないかもしれません。そんな時に、是非相談に来て頂ければと思います。

広尾レディースの写真

まだ口コミがありません。匿名での投稿が可能ですので、ご協力よろしくお願いします。 ※ 現在口コミは、clintal会員様からのみ承っております。
個人(法人コードをお手持ちでない方)の新規clintal会員登録は終了いたしました。

広尾レディースの詳細情報

郵便番号
150-0013
住所
東京都渋谷区恵比寿1丁目12-1 CRD EBISU 1STビル 5F
電話
0354472900

出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。

掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。