レーザー治療は、特定の色素を吸収する性質を持つエネルギー光線(レーザー)を利用した治療で、レーザーを吸収した部分が熱を持ち色素が破壊されることで、その部分の色素が薄くなります。レーザー治療の対象となる皮膚科疾患は太田母斑や血管腫で、3~5回のレーザー照射で高い効果が得られます。ただし、皮膚の状態によってはレーザー光線の乱反射が起き治療効果が低下するケースがあり、皮膚科の専門医による熟練した技術が必要となります。レーザ―治療の実績のある名医と性能の高いレーザー設備のある病院を探し受診しましょう。
皮膚科の医師は、アトピー性皮膚炎、じんましん、水虫などの感染症、メラノーマ/皮膚がん、脱毛症などを診ます。薬物療法や体の表面の小手術、レーザー治療などを行います。皮膚科を主な診療科とする医師は全国で約7,700名、日本皮膚科学会が認定する皮膚科専門医は約6,100名です。皮膚科は、血液検査や画像診断ではなく、皮膚科医の目で見て診断をつける疾患が多いことや、内服薬と外用薬を組み合わせた治療など、医師の経験と知識が重要になる診療科です。クリンタルは、皮膚科の専門医から名医を厳選して掲載しています。