斜視は視線の向きの異常です。斜視になる原因は不明であることも多いですが、眼の筋肉や神経の異常・遠視や視力の悪さ・遺伝的な理由によって発症することもあります。また常に眼が斜めを向いてしまう恒常性のものと、疲れている時や起床直後など1日の中で斜視になったり治ったりする間欠的なものと2種類に分かれます。斜視になるとものが二重に見える、遠近感がつかみにくいなどの症状が現れます。斜視の治療方法は視能訓練・プリズム眼鏡・斜視手術があり、斜視の度合いが軽度の場合は視能訓練、重度の場合は手術での治療となることが多いです。ですが、手術を行っても、しばらく経って斜視が戻ってしまったり、かえってものが二重に見えるようになってしまうといったことも起こりえますので、手術時期や治療法についてはしっかり検討することが必要です。安心して治療するためにも、斜視について豊富な治療実績を有している名医を探して受診しましょう。
眼科の医師は近視・遠視、白内障、緑内障、加齢黄斑変性症などを診ます。近視・遠視矯正治療(眼鏡、コンタクトレンズの処方、レーシック治療)や、点眼薬をはじめとする薬物治療、白内障、緑内障に対する手術を行います。眼科を主な診療科とする医師は全国に約13,000名、日本眼科学会が認定する眼科専門医は約10,000名です。レーシック治療や白内障、緑内障の手術には専用の設備が必要で、眼科医によっても得意分野が異なります。クリンタルは、眼科の専門医から名医を厳選し、疾患・治療ごとに掲載しています。