加齢黄斑変性は、加齢により網膜の中心の黄斑という場所が障害される病気です。物が歪んで見える、視野の中心が欠ける、色が分からないなどの症状が起きます。加齢黄斑変性には、網膜色素上皮が萎縮する萎縮型と網膜下に液体が溜まる滲出型があり、日本では進行の速い滲出型が多いとされています。治療は薬物療法と認定資格を持つ医師による光線力学的治療(レーザー照射)が併用されます。加齢黄斑変性は、眼科医でも早期の診断が難しく、よく似た病気と誤診することもあります。名医による正確な診断と技術が治療の鍵です。
眼科の医師は近視・遠視、白内障、緑内障、加齢黄斑変性症などを診ます。近視・遠視矯正治療(眼鏡、コンタクトレンズの処方、レーシック治療)や、点眼薬をはじめとする薬物治療、白内障、緑内障に対する手術を行います。眼科を主な診療科とする医師は全国に約13,000名、日本眼科学会が認定する眼科専門医は約10,000名です。レーシック治療や白内障、緑内障の手術には専用の設備が必要で、眼科医によっても得意分野が異なります。クリンタルは、眼科の専門医から名医を厳選し、疾患・治療ごとに掲載しています。