リンパ浮腫は、リンパの流れが停滞し、リンパ管の外の皮下組織にリンパ液成分がしみ出し蓄積されることで発症します。主な症状は四肢(手や足)体幹(胸・背中・下腹部など)の浮腫みですが、重症化すると皮膚が硬く乾燥したり、関節が動かしにくくなります。リンパ浮腫には原因不明の一次性のものと、癌の手術や放射線治療が原因で起こる二次性のものがあります。リンパ浮腫は、弾性ストッキングの着用やリンパ管静脈吻合手術などが必要になります。特に手術は繊細な技量を持つ名医の受診が不可欠です。
形成外科の医師は、口唇口蓋裂、眼蓋下垂、ケロイド/瘢痕など、美容面や機能面で問題となる疾患を診ます。特別な縫合手技、皮膚移植、再建手術などの手術を中心に治療を行います。形成外科を主な診療科とする医師は全国で約2,200名、日本形成外科学会が認定する形成外科の専門医は2,100名程度です。治療手段が主に手術であり、医師の技量によって結果に差が出やすい診療科です。クリンタルでは、形成外科の専門医から名医を厳選して掲載しています。