潰瘍とは、何らかの原因で欠損した皮膚が治らない状態を指します。中でも2週間以上治療を受けても治らないものを難治性潰瘍と呼び、褥瘡(床擦れ)はその代表的なものです。潰瘍の治療では原因となる要因を取り除くとともに、欠損した皮膚の再生を促す薬物治療が行われます。また時には潰瘍を修復する手術も行います。潰瘍は放置すると感染を起こしたり、治っても痕が残ることがあります。潰瘍の治療は、個人の栄養状態や部位に応じて経過を見ながら行います。臨床経験を積んだ名医による診断と治療をお受けになるようお勧めします。
形成外科の医師は、口唇口蓋裂、眼蓋下垂、ケロイド/瘢痕など、美容面や機能面で問題となる疾患を診ます。特別な縫合手技、皮膚移植、再建手術などの手術を中心に治療を行います。形成外科を主な診療科とする医師は全国で約2,200名、日本形成外科学会が認定する形成外科の専門医は2,100名程度です。治療手段が主に手術であり、医師の技量によって結果に差が出やすい診療科です。クリンタルでは、形成外科の専門医から名医を厳選して掲載しています。