肥満(減量手術)は、肥満症による健康障害に対して、これを防止または軽減することを目的に胃を小さくしたり切除したりする手術です。外科的な治療ですので、美容目的などでは受けられず、あくまでも肥満による合併症が原因で命を落とすような危険性があり、内科的治療が奏功しなかった場合に限られます。治療を受ける適応がある場合は実績が豊富な消化器外科の名医に診てもらいたいものです。
消化器外科の医師は、食道・胃・大腸、肝臓・膵臓などの消化器疾患を診ます。大腸がん、胃がんや、胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎などを、主に手術で治療します。消化器外科を主な診療科とする医師は全国で約4,700名、日本消化器外科学会が認定する消化器外科専門医は約5,700名です。外科の専門医を取得したうえで、消化器疾患に対する手術手技を修得しています。同じ消化器外科医でも、得意とする臓器や治療法(開腹手術か腹腔鏡手術か)が異なります。クリンタルは消化器外科の専門医から名医を厳選し掲載しています。