肝移植は、胆道閉鎖症やB型肝炎に起因する肝不全などが原因で日常生活に支障をきたすほど肝障害が進んだ状態となった場合に検討されます。肝臓移植には健康な人から肝臓の一部を取り出して移植する生体肝移植と脳死で亡くなられた方の善意によって提供された肝臓の一部または全てを移植する脳死肝移植に分けられます。肝移植は他の手術に比べても高度な技術が必要とされる治療ですので、実績の豊富な消化器外科の名医に診てもらいましょう。
消化器外科の医師は、食道・胃・大腸、肝臓・膵臓などの消化器疾患を診ます。大腸がん、胃がんや、胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎などを、主に手術で治療します。消化器外科を主な診療科とする医師は全国で約4,700名、日本消化器外科学会が認定する消化器外科専門医は約5,700名です。外科の専門医を取得したうえで、消化器疾患に対する手術手技を修得しています。同じ消化器外科医でも、得意とする臓器や治療法(開腹手術か腹腔鏡手術か)が異なります。クリンタルは消化器外科の専門医から名医を厳選し掲載しています。