若年性特発性関節炎は、16歳未満の児童に発症した6週間以上続く原因不明の関節の炎症を指します。我が国での若年性特発性関節炎の30〜40%を占め最も多い病型である全身型若年性特発性関節炎では1か所以上の関節炎に2週間以上続く発熱を伴い、それに皮膚の発疹や全身のリンパ節の腫れ、肝臓や脾臓の腫れ、漿膜炎のいずれかがあります。厚生労働省が認定する指定難病にもなっている疾患ですので専門性の高いアレルギーリウマチ内科の名医に診てもらいたいところです。
小児科の医師は、基本的にこどもの症状・疾患の全てに対応します。風邪、アレルギー、喘息、てんかんなどの内科疾患から、発達障害、先天性疾患といったこども特有の疾患を診療します。薬物治療が中心です。小児科を主な診療科とする医師は全国で約16,000名、日本小児科学会が認定する小児科専門医は約15,000名です。小児科は病気を治療するだけでなく、こどもの精神面も含めた発達・成長への配慮を必要とする専門性の高い診療科です。クリンタルは、小児科の専門医から名医を厳選して掲載しています。