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梅田 貴志 先生

根管治療の名医
たちかわ歯内治療院
歯内療法専門医
専門
歯内療法
掲載開始日:2016年04月12日
最終更新日:2022年06月17日

臨床実績


年間根管治療患者数
***

専門医資格
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学会職位
***

学術活動


論文・学会発表数
*** 件
※件数は英語論文を含まない場合がございます

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
***

出身大学
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略歴
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受診しやすさ


初診までの待機期間
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医師指定受診
***

外来待ち時間
*** 時間程度

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梅田 貴志先生のインタビュー

公開日:2018年09月03日
患者さんご自身の歯を1本でも多く救う、歯内療法専門医

梅田先生が歯科医師を志された理由について教えてください

ものづくりが好きな性格だったので、それを活かせるような将来の選択肢を考えた時に歯科技工士か歯科医師になりたいと思っていました。

小学生のときに虫歯で歯科にかかっていたことがあり、黙々と手先を動かして義歯の作製などの緻密な作業をこなす歯科技工士に、当時からものづくりが大好きだった私は憧れをもっていました。しかし、親族に国防関連の仕事に関わる者が多かったこともあり、当時あまり聞き馴染みのない職業の選択に、家族からの後押しをなかなか得ることができませんでした。そこで、一般的に親しみがあり家族の理解が得やすく、緻密な作業を生業にできる歯科医師を志しました。

今は歯内療法を専門的にやっているので違いますが、歯学部卒業後10年間くらいは、ものづくり好きが昂じて義歯のロウ堤や個別トレーは全て私が作製していました。

貴院の特徴について教えてください

歯の根っこの部分を掃除して虫歯を治す歯内療法(根管治療)に特化していることが最大の特徴です。当院の歯内療法は2~3回程度の通院で完了することが多いですが、1回の治療に90分程度の時間を要すため、補綴治療などは他院で受けて頂くことになります。ですから、当院の患者さんはかかりつけの歯科医師からの紹介状のある方のみに限られます。

受診される患者さんの9割は、他院での歯内療法が奏功せずなかなか虫歯が治らない方や、歯内療法をやり直す必要のある方、歯根端切除術など外科的処置も必要な方です。当院は歯科用CTも導入しており、顎骨と歯の形態や炎症部位を正確に把握し、安全かつ精密な外科的歯内療法を施行するための環境も整っております。

歯科治療のなかでも歯内療法をご専門に選ばれたきっかけはあったのでしょうか?

歯科医師になった当初は、あらゆる治療をこなすことができる臨床家を目指していました。歯科医師としての経験を10年ほど積んだ頃、インプラント治療などの補綴治療は得意になった一方、歯の延命治療とも呼ばれる歯内療法(根管治療)にはまだ苦手意識がありました。そこで、苦手意識を克服するため歯内療法を本格的に勉強し始めたところ、歯科医師としての力量が治療結果に反映されるところが大きいという点にとても惹かれるものがありました。

例えば歯周病治療はどれだけ歯科医が治療を工夫しても、患者さんの毎日のケアが疎かであれば治療は上手くいきません。また、補綴治療などでは治療結果は歯科技工士の技術力などにも大きく左右されます。しかし、歯内療法は治療結果が歯科医師の技術の精密さに強く影響される、“術者主導”の治療です。黙々と緻密な作業をこなすことが好きな性分に合っていると直感し、歯内療法を専門とすることを決心しました。

歯内療法において、重要となる要素は何でしょうか?

歯内療法で重要になることは、虫歯が再発しないよう、歯の根っこ(根管)に細菌を入れない、極力残さないことです。

まず、根管に細菌を入れないためには、ラバーダムシートというという防湿シートで治療する歯の周囲を覆い、口腔内の細菌から治療部位を隔離しています。また、治療に使う材料はもちろんすべてディスポーザブルの滅菌物に限っています。細菌を残さないためには、根管内の見えない細菌も可能な限り除去するとともに、死腔内での細菌の増殖を防ぐため、根管を洗浄したり充填したりすることも大切になります。

根管治療をやり直す場合には、さらに根管の構造は複雑になっていますから、原因を見逃してしまわないよう顕微鏡による拡大視野下での治療が重要性を増します。

患者さんがインプラント治療と歯内療法を選択するさい、どのような違いに着目すればよいでしょうか?

私は治療のオプションとして患者さんにインプラント治療も提示していますが、その際に主にお話しする違いは、食感が残るかどうかと費用についてです。

人工の歯を埋め込むインプラント治療に対して、歯内療法は自分自身の歯を残す、いわば歯の延命治療です。この2つの最大の違いは歯の根元を覆う歯根膜が残るかどうかとなります。歯根膜は触覚や痛覚を司っている大切な組織で、例えばあさりの砂を噛んだときのジャリとした食感は、歯根膜がなければ感じることができません。インプラント治療であればこの歯根膜が損なわれ、食感が失われる場合であっても、歯内療法では残す事が可能となります。

費用については、場合によってはインプラント治療の方が安くすむこともあります。当院を受診される患者さんの8割程度は奥歯1本のみを治療される方になるので、15〜18万円位の治療費となることが多いです。インプラント治療にかかる費用は歯科医院によってまちまちですから、インプラント治療の方が安くすむこともあります。

歯内療法はあくまで「自分の歯を残したい」という希望を前提にした治療ですから、単純に比較することは難しいです。「指1本を失わずに済むために、いくら出せますか?」という質問に答えることが案外難しいように、自分自身の歯を使い続けることに対する人の価値観もそれぞれです。患者さん自身の価値観をもとに治療を選択してもらえるよう、利益を優先しない公平な情報提供を心がけていますので、インプラント治療と歯内療法で迷われている方は、当院の受診を検討されてみてもよいでしょう。

梅田先生の今後のご展望について伺いたいです

歯学部学生の頃、私は「有名ではなく有能な歯科医師になれ」と教わり、歯科医師としての技術・知識の習得に励んでまいりました。今後も、歯内療法専門医としての技能をさらに研き、ご縁があった患者さんの歯を1本でも多く救えるよう邁進していきたいです。患者さんの歯を治すことが、ひいては患者さんの全身的な健康を守ることにつながるのだと思っています。

患者さんへのメッセージをお願い致します

虫歯のない方は、毎食後の歯磨きと、定期的な歯科受診によるメンテナンスを是非心がけてみてください。歯科医師であっても、磨き残しなく歯ブラシで歯を磨くことは至難の技です。ですから、磨き残しで蓄積した汚れを落とし、虫歯を予防するためにも定期的な歯科受診が大切です。定期受診だけであれば、特にこだわりなく歯科をお選びになられてもよいと思います。

虫歯治療で苦渋され抜歯を提案されている方は、当院の受診を検討されてみて頂きたいです。歯が割れている場合や骨まで虫歯が到達している場合、重症の歯周病がある場合には歯内療法での保存は難しいですが、歯内療法専門医による治療によって抜歯を回避できる症例も少なくないです。他院で抜歯を提案された難治例でも、その8割程度は抜かずに済んでいます。ご自身の歯を残されたい方は、セカンドオピニオン目的で当院の受診を検討なさってみてください。

たちかわ歯内治療院の写真

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勤務先医療機関

住所:東京都立川市柴崎町3-7-22
電話番号:042-526-9233