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木村 将貴先生

男性不妊の名医
帝京大学医学部附属病院
泌尿器科前立腺センター講師
専門
男性不妊症、性機能障害、男性更年期、マイクロサージャリー
掲載開始日:2016年11月16日
最終更新日:2017年03月17日

臨床実績


男性不妊外来患者数/月
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専門医資格
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学会職位
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学術活動


論文・学会発表数
*** 件

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
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出身大学
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略歴
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受診しやすさ


初診までの待機期間
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医師指定受診
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外来待ち時間
*** 時間程度

木村 将貴先生のインタビュー

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悩みに寄り添い、ベストな治療を提案する男性不妊の名医

先生が泌尿器科、男性不妊をご専門とされるようになったきっかけはなんですか?

泌尿器科に興味を持ったのは、内科・外科的な部分がそれぞれあったからです。学生の頃は心療内科にも興味がありましたが、臨床での経験を積んでいくにあたり、手術前後で患者さんの改善を直接見た時のインパクトが強く、泌尿器科を専門にすることにしました。

泌尿器の中でも、アンドロロジーという男性不妊症や性機能障害といった専門的分野に興味を持ったのは臨床5年目の時でした。その頃、泌尿器科では癌に対しての内視鏡手術を学ぶ医師が多く、アンドロロジーは泌尿器科の中でもマイナーな分野でした。しかし私は、顕微鏡手術を得意分野として確立させた専門医として成長していきたいと考えアンドロロジーを選択しました。マイナーな分野ということもあり、大学病院でも顕微鏡手術を行っている所は少なく、顕微鏡手術の技術を学ぶために他院研修をはじめ、コーネル大学への海外留学等、最先端の技術や知識を習得するようにしてきました。

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男性不妊の原因疾患や治療法について教えてください

約17%の夫婦はお子さんを作ろうとしてもなかなかできない問題に直面するといわれています。不妊症は、男性に原因があるもの、女性に原因があるもの、男女両方に原因があるものの3つに大別されます。その中で、男性によるもの、男女両方に原因があるものを合計すると、男性因子による不妊は40-50%を占めているといわれています。不妊というと女性の問題というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、男性側の問題の場合もあるということを正しく知って頂ければと思います。

更に男性因子の不妊の半分は原因不明といわれていますが、残りの半分は大まかに、①精子の濃度が薄い、精子の動きが悪い、正常に作られないといった造精機能障害、②精子の通り道が塞がっている精路通過障害、③射精や勃起がうまくいかない性機能障害に大別されます。

上記で述べた①造精機能障害の中に精索静脈瘤という疾患があります。精索静脈瘤は精巣の血液を心臓側に戻す血管が逆流している状態で一般男性の15%に認められるとされています。その精索静脈瘤は手術で治療可能なのです。帝京大学医学部附属病院の経験では術後84%の方で精液所見が改善し、総運動精子数は3倍弱まで増加したという結果がでています。また最近の研究では、術後3ヶ月で精子のDNAの質が改善し、体外受精や顕微授精の成績も改善するという報告もあります。男性不妊症と女性不妊症を並行して治療を進めていく事で問題の改善に繋がると考えています。また無精子症に対するマイクロテセも積極的に行っており、精子回収率は40%強です。ショックですがチャンスはありますので、諦めないでください。

帝京大学における男性不妊診療の特徴を教えてください

全国に50人強しかいない泌尿器科生殖医療専門医として男性不妊の患者さんと日々向き合っています。内科的治療と外科的治療の双方から患者さんにとって最適な治療法を提供しているのが特徴です。

外科的治療における、男性不妊症に対する手術は泌尿器科の手術の中でも特殊な部類となり、顕微鏡手術の技術経験が必要となってきます。顕微鏡手術のメリットは、傷口も小さく痛みも従来の方法よりも感じにくい、手術に伴う合併症も少ないという事があげられます。忙しく仕事をしていて入院期間を気にされる患者さんもいらっしゃるので、現在は日帰り手術も出来るようにしています。

手術の内容としては、精索静脈瘤に対する顕微鏡下低位結紮術、無精子症に対するマイクロテセ (microTESE)、顕微鏡下精路再建術がありますが、この手術は高い技術力と集中力が要求されます。帝京大学医学部附属病院では私がコンスタントに術者として執刀しており、安心して手術を受けて頂くことができるようにしています。

その他に不妊治療を行うにあたり特殊な検査が必要となることがあります。その際に、泌尿器科以外の脳外科や内分泌内科科といった他科とのコンタクトが必要になるケースがありますので、チーム医療も不可欠です。また何かトラブルがあった場合は、大学病院ではそれぞれの科の専門医がいますので、すぐ相談できます。その点でも安心して治療を行って行く事ができると思います。

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先生が個人として男性不妊の患者さんの診療に際して心がけている点、気をつけている点は何ですか?

一番は患者さんにとって良い医療を提供する事で、患者さんにとってのベストを突き詰めることだと考えています。不妊症のカップル、特に私が診ている男性不妊の方達は、心理的なストレス、奥さんにも打ち明けられない心の悩みとか、様々な人たちが様々な形での心理的負担を持っておられます。ですから、なるべく前向きになって頂けるように、時間がある時はできるだけ患者さんのお話を聞くようにしたりして心のケアもするように配慮しています。これは自分が学生時代に心療内科に興味があったことが生きていると思います。

また、治療には痛みを伴う事もありますが、その痛みをできる限り軽減できるように自分の技術、知識を向上させるように心がけています。数年前までは全身麻酔下で行われていた手術も、局所麻酔下で行う事で手術に伴う合併症のリスク回避や入院期間の短縮等と負担が少なく、患者さんに痛く無かったと言って頂けるような手術方法へと変化させてきました。

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男性不妊の患者さんへのメッセージをお願いします

帝京大学医学部附属病院では、男性不妊外来を設け平日に加え毎週土曜日にも外来を行うなどできる限り相談をしやすい環境を整えるようにしております。男性が不妊症の治療へ積極的に参加することで、パートナーへの精神的ストレスが軽減され、結果として良い方向へ行くことを何度も経験しています。1人で悩まず、まず私に会いに来てください。患者さん1人1人に沿った有効な治療法を一緒に考えていきたいと思っています。

パートナーや周りの人には話しづらい悩み事も、男性同士であれば話しやすいという声も多々ありますし、男性不妊症外来には半分の方がパートナーの方と来院していますので1人でも2人でも気兼ねなく一緒に来院していただけたらと思います。
(帝京大学医学部附属病院 泌尿器科 アンドロロジー診療のホームページはこちら:http://male-urology.jp/

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勤務先医療機関

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電話番号:03-3964-1211
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