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泰地 秀信 先生

突発性難聴の名医
専門
聴覚医学、耳科学、小児耳鼻咽喉科
掲載開始日:2018年08月23日
最終更新日:2022年06月17日

臨床実績


年間突発性難聴外来患者数
***

専門医資格
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学会職位
***

学術活動


論文・学会発表数
*** 件
※件数は英語論文を含まない場合がございます

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
***

出身大学
***

略歴
***

受診しやすさ


初診までの待機期間
***

医師指定受診
***

外来待ち時間
*** 時間程度

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※掲載情報は独自の調査・分析により収集しており、最新かつ正確な情報になるように心がけておりますが、内容を保証するものではありません。
※実際に受診を検討される場合には、直接医療機関にもお電話で問い合わせいただくことを推奨いたします。

泰地 秀信先生のインタビュー

公開日:2018年10月18日
耳科学のプロフェッショナルに聞く、耳よりなお話!!

医師を志された理由を教えてください

自分が理想とする医師像を実現させたいという思いから、医師となりました。動機のそもそもは商社に勤めていた父にあり、化学品担当であったことから製薬業界と取引があり医師の横柄な態度をよく指摘していました。そこで子どもながらに、周りから親しまれ相談しやすい医師像を、自分自身が医師になることで実現させたいと思いました。医師になってからは、一緒に働いてきた医師の方々は、実際にはとても穏やかな方ばかりで、多忙から本来の人柄が誤解されがちになってしまう側面もあることを実感しました。

耳鼻咽喉科領域の魅力は何ですか?

実際に耳鼻咽喉科医となってからは、とりわけ耳科学に興味があり、診療の傍ら現在も聴覚障害の診断などに関する研究に従事しております。特に、耳科学における検査機器の進歩の著しさに魅力を感じます。

昔は防音室でヘッドフォンをあて、「ピッ」という音を聴いてボタンを押すという検査(純音聴力検査)が主流でしたが、聴覚刺激による脳の電気的な反応を利用した検査(聴性脳幹反応検査)や、耳に音が入ったときに耳側から放射される小さな振動を計測する検査(耳音響放射検査)などが出て来たことで、小さなお子様など被験者の協力を得難い場合でも客観性のある検査ができるようになりました。今では、スマホアプリを利用した聴力検査についての研究も進められており、患者様ご自身で聴力の異常を簡易的に検査できるようになりつつあります。検査の精度や解釈の仕方など、まだまだ課題は多いのですが、スマホアプリが難聴の早期治療に一役買う可能性も期待できると思います。

私自身がこう言った検査機器の研究に従事してきたこともあり、当院には他のクリニックではあまり置いていない検査機器もいくつか備えられています。

どのようなお悩みの患者様が、泰地先生のもとを受診されますか?

耳・鼻・喉に関するお悩みをお持ちの方が、子どもからお年寄りまで幅広く受診されます。障害お持ちの方もご不安なく受診できるよう、院内はバリアフリーとしています。

耳に関連する病気では、中耳炎や難聴、めまい、鼻の病気ではアレルギー性鼻炎や急性副鼻腔炎、鼻血、喉に関連するものでは咽喉頭炎や扁桃炎など、一般的にも馴染みのある病気からより専門的な難聴やめまいの検査・治療まで広く対応しております。耳科学の研究もしていますし、今も他の病院で補聴器外来も行なっていますが、これまでに小児急性中耳炎のガイドライン作成にも携わり、人工内耳や鼓膜形成、がんの手術なども行ってきました。

私がめまい相談医(※日本めまい平衡医学会が認定した、めまい診療の専門知識と診療技術をもつ医師)であることから、めまいを訴えて他院の内科や救急外来受診をされた患者様がその後に紹介で当院を受診されることがあります。また、より専門的な診療や入院での検査・治療などが必要だと判断した場合には、私も患者様を囲い込むようなことはせず、すぐに病院に紹介することを心がけています。

貴院の特徴についてお聞きしたいです

当院の特徴は、土日も診療を行っている点、聴覚系の検査機器が充実している点、生活指導に力を入れている点、そして麻酔科も標榜している点ではないでしょうか。

当院は、プライマリケアを担う医師として患者様の健康に寄与したいという思いから、週末も診療時間を設けております。そのため、仕事で平日の耳鼻咽喉科の受診が難しい方が遠方からいらっしゃることも多いです。

聴覚系の検査機器については、聴力検査機器に加え、ワイドティンパノメトリやアコースティックオトスコープなど、耳の病気の診断に役立つ検査機器も多数備えているという特徴があります。乳幼児の滲出性中耳炎(※中耳炎が治りきらず、慢性化してしまうことで鼓膜の奥に膿がたまる病気)の診断などでより精度の高い検査を行うことができます。

生活指導については、アレルギー性鼻炎などのケアでは生活上の注意事項など丁寧に説明することを心がけています。その他にもめまいの原因として多い良性発作性頭位めまい症(※耳の奥にある耳石という石が平衡感覚を司る半規管に迷い込んでしまう状態)の理学療法や、逆流性食道炎が疑われる患者様への生活上の注意事項など、診察時間の許す範囲でお伝えするようにしています。

麻酔科としての診療については、耳鼻科領域の頭痛について頭痛学会で研究発表をしてきたこともあり標榜しましたが、慢性疼痛の診療など行えればと思っております。

日々患者さんを診療していて感じる、もっと一般の方々に浸透してほしいと思う医療知識などはございますか?

中耳炎の治療などでは症状がなくなったからといって自己判断で中断するのは危険であること、また難聴は耳垢を除去するだけで改善することが多々あることを、より多くの方々に知って頂きたいです。

中耳炎と診断されたお子様の親御様の中には、耳だれや痛み、発熱などの症状が消えると、ぱったりと通院をやめてしまう方がいらっしゃいます。急性中耳炎を完治させずに放っておくと滲出性中耳炎、慢性中耳炎へと移行することがあります。当院のよいところは再診を要求しないことであるとの意見を頂いていますが、しっかり治ったことを確認した方がよい場合はその旨をお話ししておりますので、ご理解頂ければと思います。

難聴の原因には、加齢性難聴で改善することが望めないものもありますが、耳垢や滲出性中耳炎治療でよくできるものもあります。耳垢を除去するのも耳鼻咽喉科医の仕事のひとつですから、お気軽に耳掃除であっても当院を受診して頂ければと願っております。

患者様へのメッセージをお願いします

患者様を最優先に考え、責任をもって、できるだけ丁寧に診療にあたるよう配慮しておりますが、説明が分かりにくいとお感じになられる方もいらっしゃると思います。診療科の特性としてお子様の状態について親御様にご説明する機会も多いですが、医療についてのお話は分かりにくいことも多いと思います。親御様がお子様のご病気についてできるだけ理解し、正確に状態を把握しておきたいと思うのは、至極当然のことですので、私の説明に疑問点があったときには、ぜひ遠慮せずにおっしゃって下さると嬉しく思います。

編集後記

泰地先生は、現在も小児急性中耳炎ガイドラインの作成や聴覚障害の診断研究に携わられており、まさに耳鼻科咽喉科領域のプロフェッショナルです。幅広い年齢層を診ることができる医師でいらっしゃいますが、殊に小児の耳鼻科領域においては非常に造詣が深く、安心してお子様を診てもらうことができると感じました。
泰地先生は高い専門性を持つご高名な医師でありながら、物腰も非常に柔らかい先生であり、「説明が分かりにくいときには、遠慮なく指摘してほしいのですが、患者さんは、なかなか直接は言いにくいようで…」と、こぼされる場面もありました。受診の際に不明点などがある場合は是非お伝えいただくと良いかと思います。

つくし野耳鼻咽喉科の写真

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勤務先医療機関

住所:東京都町田市小川一丁目2番地32
電話番号:042-796-8733