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濱嵜 裕司 先生

狭心症(心臓カテーテル手術)の名医
おおたかの森病院
循環器内科 部長
専門
心血管カテーテル治療
掲載開始日:2016年04月12日
最終更新日:2019年01月30日

臨床実績


年間心臓カテーテル患者数
***

専門医資格
***

学会職位
***

学術活動


論文・学会発表数
*** 件

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
***

出身大学
***

略歴
***

受診しやすさ


カテーテルまでの待機期間
***

医師指定受診
***

外来待ち時間
-時間程度

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濱嵜 裕司先生のインタビュー

公開日:2019年02月01日
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難易度の高い治療も、培った技術を持って立ち向かう。海外でも指導を行うカテーテル治療の名医

濱嵜先生が医師を志し、循環器内科をご専門にされるようになったきっかけについて教えてください

身内に医師はいなかったのですが、幼少期から人の役に立てる医師という職業に魅力を感じており、自然と医師を志すようになりました。高校に進学すると医学部を目指している同級生も多くいて、大変刺激を受けました。その後は、他の道を考えることなく医学部へ進学しました。

どの診療科を専門にするかについては、在学中の臨床実習で様々な診療科を経験する中で決めていきました。循環器内科は内科でありながら自科で治療を完結できる点が良いなと思っていましたし、実習で出会ったカテーテル治療を受けた患者さんが印象に残っており、循環器内科の中でもカテーテル治療を専門にしたいと思い、第三内科学教室(現在の内科学講座 循環器内科学部門)に入局することにしました。

医師になった頃と現在で、カテーテル治療の方法はどのように変わりましたか

私が医師になった当時は、カテーテル治療というと、太腿の付け根の動脈から先端にバルーンがついたカテーテルを挿入し、心臓の血管の細くなっているところで膨らませることで狭くなった血管を拡張するというものでした。しかし、バルーンではうまく拡げることができない病変は少なくなく、治療直後に逆に詰まってしまう急性冠閉塞や拡張した病変が再び細くなってしまう再狭窄などの問題がありました。それらを解決するために、金属の網で血管を確実に拡張できるステントや病変を削って拡張するロータブレータやDCAなどのアテレクトミーデバイスといった新しい器具が導入されました。最も効果的であったのはステントで、ステントの導入により、急性冠閉塞は激減して初期成績は極めて安定しました。その後、再狭窄を防ぐためにステントから徐々に薬剤が溶け出すように設計された薬剤溶出ステントが導入されたことで再狭窄も減少し、治療法としてカテーテル治療が完成の域に達したと感じています。私自身、医師として、こうしたカテーテル治療の進歩する過程を間近で体験することができたのは幸運だったと思う一方で、日進月歩の技術変革に遅れないよう、自らの手技を向上させるために必死で治療に向き合いました。

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先生のもとを受診される患者さんについて教えてください

循環器科全般を診ていますが、私がカテーテル治療を専門としていることもあり、狭心症や心筋梗塞の患者さんが中心となります。以前はご高齢の方の場合、カテーテルによる治療は行わず、お薬の内服や手術による治療を行うことが多かったのですが、カテーテル治療の技術や安全性が向上したこともあり、現在では80代や90代でカテーテル治療をされる方も珍しくはなくなりました。反対に、食生活の変化などが影響しているのか、40・50代のお若い方が受診されるケースも増えているように感じます。患者さん全体でいうと、お若い方と、ご高齢の方と二極化してきているように感じます。

こちらの病院では、千葉県内、特に東葛地域にお住まいの患者さんが多く、開業医の先生の紹介で来られる方もいらっしゃれば、ホームページなどをご覧になり、直接受診される方もいらっしゃいます。また、当院が「柏ハートネット」という、この地域独自の循環器救急ネットワークに参画していることから、緊急性の高い循環器疾患の患者さんが救急車で搬送されてくる方も多いです。

柏ハートネットとはどういった仕組みなのでしょうか

2010年 循環器疾患について、柏市医師会及び行政の協力の下、柏市の二次・三次救急病院にて救急連携体制を構築し、救急救命を円滑かつ適正に行うことを目的に組織されました。当院は発足メンバーとして立ち上げから参画しています。現在、柏ハートネットに参画している病院は当院の他に、東京慈恵会医科大学付属柏病院、柏市市立柏病院、柏厚生総合病院があり、この4病院の循環器医師および、柏市・流山市の消防本部や各救急隊が直接連絡を取り合える体制を整え、患者さんを迅速に搬送できるようなシステムを構築しています。

狭心症のカテーテル治療を行う時はどのような流れになるのでしょうか

緊急で行う場合以外であれば、事前に造影剤を用いたCT検査を受けていただき、心臓の血管のどの部分がどのくらい狭くなっているのか調べます。その結果や患者さんの状態、希望を考慮しながら、治療が必要なのか、治療はカテーテルを用いて行うのか他の方法で行うのかを検討します。

いざカテーテル治療を行うことが決まったら、治療前日に入院していただきます。カテーテル治療後は、経過が順調であれば翌日には退院となりますので、2泊3日の入院となることが一般的です。治療に要する時間は、患者さんの状態によっても異なりますが、難度が高くない場合、30分程度で終わることもあります。

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次に、貴科の強みについて教えていただけますか

当科は、難度の高いカテーテル治療も積極的に行っていることが強みだと思います。一口に狭心症や心筋梗塞のカテーテル治療と言っても、患者さんのご年齢や病変の状態によって難易度は大きく異なります。例えば、血管が完全に詰まってしまった病変や、血管が石灰化して石のように固くなった病変、血管が枝分かれする部分にかかる病変などは難度が高く、その病院の担当医が治療困難と判断した場合、他院に紹介したり、手術による治療や、お薬の服用で様子をみたりすることもあります。ですが、当科ではカテーテル治療に熟知した医師が揃っておりますので、そういった難度の高い場合でも、患者さんの状態やご希望によっては積極的にカテーテル治療を行うようにしています。正直なところ、カテーテル治療の技術は医師によって大きな差がありますし、その治療成績は医師の技術の高低に大きく影響されます。当科では2015年に私の後輩である櫻井 将之先生が着任して以来、難度の高い症例も含め、積極的にカテーテル治療を行っており、ここ数年で治療件数は2倍以上に増えています。必ずしも治療件数の多い医師の技術が優れているとは限りませんが、技術は経験を通して身に付けるものですので、治療件数は医師の技術を推し量る指標のひとつになると思います。

また、実は私が当院に異動してきた大きな理由の一つでもあるのですが、当院には心臓血管外科医として非常にご高名な市原 哲也先生がいらっしゃいます。循環器内科と心臓血管外科は、お互いに同じ臓器の治療を専門としており、連携が非常に重要となります。また、難度の高い治療など外科医がいてくれないと行えない治療もありますが、市原 哲也先生には以前からお世話になっていたこともあり、何かあれば必ずヘルプしますと言っていただいており、安心して治療に取り組むことが出来ます。
カテーテル治療など内科的治療を行う場合でも、安心して支えてくださる外科医がいることも当院の強みと言えると思います。

その他に、現在は狭心症や心筋梗塞だけでなく、不整脈の治療でもカテーテルを用いた治療が増えてきています。2018年10月に昭和大学病院から私と共に異動してきた川崎 志郎先生は不整脈に対するカテーテル治療を専門としている先生です。不整脈のカテーテル治療を専門にしている医師がいるという点も当科の強みであると思います。

最後に濱嵜先生の今後のご展望について教えてください

医師になって5年目の頃、CCIC(Complex Coronary Intervention Conference)というカテーテル治療の勉強会に行きました。そこでは非常に難度の高いカテーテル治療のライブデモンストレーションが行われていたのですが、普段自分達が行っている治療とはあまりに異なり、こんな治療が行われているのかと驚き、いつかあの先生方のようになりたいと思ったことを今でもはっきりと覚えています。

現在では、CCICはCCT(Complex Catheter Therapeutics)と名称が変わり、世界中から5,000人以上が参加する心臓カテーテル治療に関する世界最大規模の研究会になりました。私は2013年よりCCTの役員を務めており、2019年の学会では会長として主宰し、おおたかの森病院からカテーテル治療のライブデモンストレーションを中継する予定となっています。また、それ以外にも中国・韓国・インド・インドネシア・シンガポール・マレーシア・ロシア・アメリカなど現地でライブデモンストレーションを行うなど、国内だけでなく海外の先生方へ指導を行う機会も多く経験してきました。今後も、さらに自身の技量を高め、国内外の若い先生方の育成にも力を入れていきたいと考えています。

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編集後記

おおたかの森病院様では、患者さんやそのご家族の方に対し、スタッフの方が非常に丁寧にご対応されている様子がお伺いでき、非常に印象的でした。濱嵜先生は国内のみならず海外でもご活躍されている先生で、難度の高いカテーテル治療についても積極的に取り組まれています。他院ではカテーテルによる治療が難しいと言われた場合にもご相談に乗っていただけると思います。

おおたかの森病院の写真

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勤務先医療機関

住所:千葉県柏市豊四季113
電話番号:04-7141-1117
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