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鈴木 王洋 先生

埼玉県さいたま市大宮区天沼町2丁目759 さいたまメディカルタウン2F
すずひろクリニック
院長
専門:
掲載開始日:2016年04月12日
最終更新日:2018年04月16日

受診しやすさ

医師指定受診
-
外来待ち時間
-時間程度

臨床実績

専門医資格
日本リウマチ学会専門医
日本内科学会専門医
学会職位
米国リウマチ学会(ACR)会員
日本臨床リウマチ学会会員
日本臨床免疫学会会員
日本免疫学会会員
日本アレルギー学会会員
日本皮膚科学会会員
埼玉県保険医協会会員
さいたま市看護専門学校非常勤講師(担当 アレルギー)

学術活動

出身大学
防衛医科大学校 1985 年卒
略歴
1985年 防衛医科大学校卒業
1985年~87年 防衛医科大学校病院および自衛隊中央病院研修医 
1987年~88年 第一衛生隊医官
1988年~89年 朝霞駐屯地医務室医官
1989年~91年 防衛医科大学校病院専門研修医
1991年~1995年 陸上自衛隊衛生学校 研究員
1995年 防衛医科大学校病院第一内科助手
1998年 防衛医科大学校病院第一内科指定講師
2004年 防衛医科大学校病院第一内科講師
2006年 防衛医科大学校病院・膠原病アレルギー内科科長
2009年 すずひろクリニック院長

※医療機関の関係者の方へ

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鈴木 王洋先生のインタビュー

公開日:2018年04月12日
口腔衛生と禁煙も大切! 関節リウマチ・膠原病の名医

鈴木先生のこれまでの経歴について教えていただけますか?

医師になったきっかけは、高校2年生のときに、結核や免疫の研究者としても高名な医師に進路について相談したことです。「医師は、男子が一生をかけるにふさわしい仕事です」という言葉が、医師を志す後押しとなりました。膠原病(※関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患の総称)分野を専門にしたのは、学問的な魅力もさることながら、母校の膠原病グループの雰囲気がとてもよかったからです。なによりも「このグループの一員となりたい」という思いが、膠原病分野を専門とするきっかけであったと思います。1985年に医学部を卒業してから2009年に開業するまでの間、私が最も長く携わってきたのは膠原病の入院および外来患者さんの診療です。広い視点をもって全身性疾患である膠原病を診ることにはとても魅力を感じましたし、大学病院で様々な膠原病の症例について一例一例じっくりと向き合ってきたことは、とても良い経験になりました。大学を卒業してから約30年間、専門領域として膠原病を選んだことを後悔したことは、1度もありません。

膠原病を中心に幅広い内科疾患の臨床経験を積んでいくなかで、アレルギーに対する根本的な治療方法が自分なりにわかってきました。そのことも開業の動機の一つとなりました。

すずひろクリニックに来院される患者さんはどのような疾患をお持ちの方が多いでしょうか?やはり先生がご専門とされている膠原病の患者さんを診られる機会は多いですか?

内科疾患を幅広く診療していますが、関節リウマチと皮膚科疾患の患者さんも多く診ています。膠原病は入院治療が必要な場合が多く、急な増悪への対応が可能な施設で診ていく必要があります。当院では膠原病の中でも症状が比較的落ち着いているSLE(全身性エリテマトーデス)やシェーグレン症候群などを診ることが多いです。ベーチェット病などの類縁疾患も診ています。また、関節リウマチの患者さんのうち、急な増悪が予測される合併症の多い症例については周辺の大きな病院に紹介しています。皮膚科疾患では、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹、慢性じんましん、いぼ、伝染性軟属腫(※水いぼ)、掌蹠膿疱症、乾癬、などの治療にあたっています。免疫や内科的知識をその治療に役立てています。

関節リウマチの患者さんを診断するにあたり、鈴木先生が心がけていることを教えてください

適切な早期診断を心がけています。関節リウマチには痛みがともなうので、発症早期に受診に至る患者さんが多いのですが、早期の関節リウマチの診断はなかなか難しいものです。出産直後や更年期でも、関節リウマチの患者さんに特徴的な症状である朝の関節のこわばりが生じることがあります。診断基準に基づいた診断を行うとともに、MRIなどの画像診断の活用や家族歴、喫煙歴についての問診を行い、早期診断に努めています。関節リウマチは慢性気管支炎を合併していることも少なくないので、胸腹部CTも撮影するようにしています。当院が入居しているさいたまメディカルタウンはPET-CTやMRIなどの画像診断装置を完備したさいたまセントラルクリニックを併設しています。感染症や種々の合併症が少しでも疑われる症状があった場合にも、すぐに画像診断を駆使し、迅速かつ慎重な姿勢で原因を追及するようにしています。

関節リウマチのコントロールにあたり、患者さんが気を付けるべきことは何でしょうか?

当院の関節リウマチ治療では、経口抗リウマチ薬3剤併用と間欠的な生物学的製剤による治療に加え、口腔衛生状態の管理に力を入れています。歯周病は関節リウマチ発症や病勢増悪のリスク因子となります。患者さんには口腔衛生状態を良好に保つようお話し、自らチェックも行っています。歯科医院には、2カ月に1回程度の頻度で受診し、クリーニングやメンテナンスを行ってもらうことを推奨しています。また、喫煙も関節リウマチ及び歯周病のリスク因子ですので、患者さんには禁煙を強くお勧めしています。特に男性の関節リウマチさんには、その8割に喫煙歴があり、発症への関与が強く疑われます。当院では禁煙外来も行っており、禁煙をサポートする体制は整っています。喫煙されている患者さんには当院への来院をきっかけに、是非禁煙して頂きたいと思っています。口腔衛生状態の管理や禁煙に取り組むことは、病気の流れのより上流における病勢のコントロールにつながるものだと確信しています。

患者さんへのメッセージを頂いてもよろしいでしょうか?

私は長年、総合診療に最も近い内科分野であるアレルギー・膠原病科での臨床経験を幅広く積んで来ました。もし、どこを受診したらよいか分からないような症状があったときには、当院を受診して頂けますと、診療方針の方向付けはできると思います。受診にあたっては、予約をして頂き効率的な診療を提供できるようにしておりますが、土曜日は混雑しております。初診の患者さんの場合は、十分な問診時間を確保するため、平日の比較的空いている時間帯をご提案しております。予約の際に当院がおすすめした時間帯に来て頂くのが一番良いかと思います。

すずひろクリニックの写真

鈴木 王洋先生の口コミ

オススメ度
3.0
医師の対応
受付・看護師の対応
施設の清潔度
予約方法
外来の待ち時間
手術までの待機時間
予約から初診までの期間 平均 - 週間
外来での待ち時間 平均10.0
手術までの待機時間 平均 - 週間
30代 女性 回答日:2018/02/05
良い点

じっくり話を聞いてもらいたい、混んでいる病院苦手な人にはオススメです。施設もきれいです。

良い点

ちょっと話し方に特徴のある先生でしたが、ゆっくり話を聞いてくれます。

良い点

とてもきれいな施設です。共通のロビーがホテルのようでした。周りが住宅街なので余計に立派に感じます。

良い点

立派な、ホテルのような施設なのでスペースがゆったりしてます。子連れの患者さんが待ち時間に、外のロビーで子供をあやしていて、順番になったら受付の人が呼びに来ていたのを見て好感が持てました。

不満点

いつも平日にお世話になっていたので、土日の混み合いはわかりません。

※投稿時点の口コミであり、病院は異動されている場合があります

すずひろクリニックの詳細情報

郵便番号
330-0834
住所
埼玉県さいたま市大宮区天沼町2丁目759 さいたまメディカルタウン2F
電話
0487798575

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