呼吸器内科の医師は、内科の中でも、肺炎、結核、気管支喘息、肺がんなどの呼吸器疾患を専門とする医師です。薬による治療を中心に行います。呼吸器内科を主な診療科とする医師は全国で約5,300名、日本呼吸器学会が認定する呼吸器専門医は約5,100名です。呼吸器の疾患は呼吸器内科以外の内科・総合内科でも診療していますが、重症の肺炎や難治性の喘息、肺がんなどは呼吸器内科専門医による診療が必要になります。クリンタルは、呼吸器内科の専門医から名医を厳選して掲載しています。
岡山県の医師の数は、この6年間で10%程度増加し、5,600人となっています。病院は170軒、クリニックは1,650軒存在します。岡山県は人口あたりの喘息患者数が日本一多く、人口に対して喘息患者の占める割合が1%を超えている2つしかない県のうち1つです。水島コンビナートという全国有数のコンビナートがあり、1980年前後に大気汚染が問題になった地域でもあります。岡山県の大気の汚染状況は徐々に改善しつつあるようですが、まだ十分に環境基準を満たしてはいないといわれており、行政もいろいろな施策を打っています。