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田中 淳一先生

大腸がん腹腔鏡手術の名医
昭和大学藤が丘病院
消化器・一般外科医長・教授
専門
消化器外科、腹腔鏡下手術
掲載開始日:2016年04月12日
最終更新日:2017年01月30日

臨床実績


年間大腸がん腹腔鏡手術数
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専門医資格
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学会職位
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学術活動


論文・学会発表数
*** 件

最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
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出身大学
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略歴
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受診しやすさ


手術までの待機期間
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医師指定受診
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外来待ち時間
*** 時間程度

田中 淳一先生のインタビュー

Header
中国でも技術指導を行う大腸がん腹腔鏡手術の名医

田中先生が外科の道を選ばれたきっかけはなんでしょうか

私は東北大学出身なのですが、正直あまり大学時代は勉強しなかったです(笑)。 ボート部に打ち込みすぎてしまったということもありますが、結果として医学部6年生の時に日本代表としてワールドカップに出場することが出来たので、それはそれで一生の宝物になっています。卒業前にふと進路を考えた時に、「研究」と「臨床」、臨床の中でも「診断」と「治療」とを比べて、「治療」、特に外科であれば、学生時代あまり勉強していなくても、同級生たちと同じスタートラインに立てる、これからの努力でなんとかなるなという思いで、外科を選択しました。あとは、ボート部の先輩に外科医になられた方が多かったことも影響しています。

腹腔鏡手術との出会いについて教えてください。

1988年から3年間、肝臓の人工臓器の研究をするために米国のクリーブランドクリニックに留学しました(注:クリーブランドクリニックは米国最大級かつ先進的な病院)。その留学期間中に、アトランタで行われたアメリカ外科学会で初めて、腹腔鏡下での胆嚢摘出術の発表をみました。お腹を切らずに内視鏡のモニターを見ながら行う腹腔鏡手術は、今でこそ幅広く行われていますが、開腹手術が当たり前であった当時は最先端の手術であり、モニター越しの手術を知った時の衝撃は忘れられません。

その後日本に戻られてからはどのように研鑽されたのでしょう?

日本では、1990年から秋田の本荘第一病院で小松先生という方が腹腔鏡下胆嚢摘出術を始めていたので、日本に1991年に帰ってきてから、そちらで1度だけ腹腔鏡手術を見学しました。その後はずっと執刀医として腹腔鏡手術を行なっています。その当時は腹腔鏡専用の器具などもほとんどなかった時代なので、耳鼻科や産婦人科の器具を借りて工夫しながらやっていました。今振り返ると自分でもよくやっていたなと思います。

その後、腹腔鏡の経験を積むにつれ、副腎切除や胃の部分切除、大腸切除までこなすようになり、そうこうしているうちに、東北では最も腹腔鏡の症例数を経験しているほどになりました。2001年に昭和大学横浜市北部病院の消化器センターが出来た時に、大腸の内視鏡検査で世界的に有名な工藤進英教授から「内視鏡での診断は僕がやるから、外科の腹腔鏡下手術は全部任せる」ということで、北部病院の消化器センターを連携して運営していくこととなりました 。

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昭和大学藤が丘病院の特徴とはなんでしょう

横浜市北部病院の消化器センターは、胃がんや大腸がんなどの悪性腫瘍を見ることがほとんどで、手術も9割が予定された手術でした。一方、藤が丘病院は、地域に根付いた病院ですので、がん以外の虫垂炎、膵炎、急性胆嚢炎等の急性疾患なども含めて幅広く診ていまして、手術も予定された待機手術が6~7割、緊急手術が3~4割程度です。もちろん、急性胆嚢炎や虫垂炎はほとんどの場合第一選択として、腹腔鏡で外科治療を行なっています。

救命救急センターを構えて3次救急まで行なっておりますので、横浜市青葉区、都築区の患者さんは何かあればすぐ受診していただきたいと思っています。当院の外科は、胃などの上部消化管、大腸などの下部消化管、肝臓・胆のう・膵臓と、専門グループにわかれており、それぞれ講師がグループのリーダーとして日々の診療を行っておりますので、消化器の幅広い疾患に対して、高い専門性を持って診療を提供することができます。

藤が丘病院の使命としては、地域の開業医の方々と連携して、住民の方々に対して早期発見から早期治療までを一貫して提供すること、そのための体制や技術を整えておくことだと思っています。

田中先生が日々の診療で大切にされていることはなんでしょうか?

患者さんに、安全な手術を受けてもらい、しっかり治っていただくことです。手術自体が目的ではなく、患者さんが治ることが目的であることを常に意識しています。そのため、腹腔鏡では根治が難しそうながんの場合には、迷いなく開腹手術をお勧めします。

治ることを第一とする中では、なるべく患者さんへの身体的ダメージを減らすことを心がけています。開腹手術をうけた患者さんは、術後数日は傷の痛みで歩くことができないことが多いですが、腹腔鏡手術だと傷が小さいので翌日からスタスタ歩けてしまうこともあります。この結果の違いを経験してしまうと、やはり手術で腹壁を破壊することによる人体へのダメージの大きさを実感しますし、なるべくそれを和らげてあげたくなります。

今は、同じ腹腔鏡手術でも、腹腔鏡のポート(カメラを入れるためにお腹にあける穴)の大きさを5mmから3mmに小さくしたり、ポートの数を4個から減らして1個で行う単孔式で手術したりしています。傷をできる限り減らして侵襲を少なく、かつ安全性と根治性が損なわれないように研鑽しています。

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指導される立場としてはいかがでしょうか?

自分の培ってきた技術をなるべく多くの人に伝えたいです。医局という「組織」を育てるには10年ほどかかると言われていますが、自分が教授としていられる時間はそんなに長くはないです。しかし、後進となる「個人」を育てることはできます。外科では、洗練された標準的な治療を見せること、熱意を持って教育にあたることが、若手の最もよい教育になると思っています。

医局員の指導はもちろん日々行なっていますが、医局外の医師の指導、中国の医師の指導なども行なっています。以前、中国から当院に腹腔鏡手術を見学に来たいという話があり、そのような医師の受け入れも10年以上行なっていますし、逆に中国の大連まで自分の手術器具を持っていって、実際に手術をして見せるということも行なっています。その貢献に大変感謝されており、大連の大学客員教授として迎えていただいたり、市長からも表彰していただいています。

また、長い目での後進の指導という意味で、地域での小学生との交流も大切にしています。ブラックジャックセミナーと称して小学生に外科医の職場体験をしてもらうのです。手術室でガウンや手袋などを身につけて模型と内視鏡のセットで手術を擬似体験してもらうと非常に喜ばれます。結果として一人でも多くの人が外科医や医療に興味を持ってもらえればという想いです。地域の方との交流は非常に好きで、梅見会、観桜会、盆踊り、さらに町内会の飲み会などは時間があえば、なるべく参加して親睦を深めています。

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昭和大学藤が丘病院の写真

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勤務先医療機関

住所:神奈川県横浜市青葉区藤が丘1丁目30
電話番号:045-971-1151
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