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吉野 敏明 先生

歯周病の名医
専門
歯周病
掲載開始日:2018年07月10日
最終更新日:2018年07月30日

臨床実績


年間歯周病患者数
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専門医資格
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学会職位
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学術活動


論文・学会発表数
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最終論文・学会発表年
*** 年

学術機関
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出身大学
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略歴
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受診しやすさ


初診までの待機期間
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医師指定受診
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外来待ち時間
*** 時間程度

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吉野 敏明先生のインタビュー

公開日:2018年07月30日
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東洋医学と西洋医学/現代医学を包括した歯科治療で未病を治す

吉野先生が歯科医師を志された理由を教えてください

歯科医師であった父親に言われたことばと、ちょっとした巡り合わせのようなものがあって歯科医師となりました。私の父親は歯科医師であり研究者、教育者でもありました。50年前の当時では珍しいことなのですが、15年から20年という長きにわたる経過を画像データとして蓄積していただけでなく、法的に5年間の保存が当たり前のカルテも数十年分を、すべて捨てずに保管していました。父親は、“治療はもちろん大切だけれど、後世の人たちに科学的根拠を残すこと、教育をすることもとても大切である”と考えていたのです。そんな父親が、世襲するつもりは微塵もないまま大学受験を控えていた私に「もし歯科医師になれば、歯科医師であれば喉から手が出るくらいほしいであろう数多くの長期にわたる症例がお前に引き継がれることになる。それは、“家業を継ぐ”というのではなくて、“科学を継ぐ”ということだと思う。ロケットで例えるなら、お前は2段目ロケットにあたるね。私は田舎から出てきて、症例をたくさん積み上げて必死で大気圏を出た。後を継いだら、月とか火星とか、さらなる目標に近い位置から加速できるのだよ」と語りました。当時の私は、他の学部の受験やプロゴルファーになることを考えていましたが、その話をきいて一応歯学部も受験しようと思ったのです。そうしたら、運がいいのか悪いのか、見事に歯学部だけに合格してしまいました。

私はこんな経緯で歯科医師になったのですが、父親の話はあながち間違っていなかったのですよね。歯科学の素地を築くことに大きく貢献していた人物が身近にいてくれたおかげで、私は歯周組織再生療法という歯周病の治療に関する発展的分野で世界的に評価されるまでに到達することができ、ハーバード大学やUCLAなど海外の大学で講演させて頂いたり、私が構築した治療のシステムが治療のガイドラインに掲載されたりしていますからね。

吉野先生は、東洋医学と西洋医学/現代医学を包括した歯科治療を展開されていますが、東洋医学を歯科治療に導入するに至った経緯について教えてください

対症療法ばかりが行われている現状に疑問を覚え、病気にならないようにするための治療である“未病治療”を実践したいと思い、幼少時から親しみのあった東洋医学を歯科治療に導入しました。未病とは、中国の古い医学書である「皇帝内経」に記されている言葉で自覚症状はあるが検査結果上問題ない状態、あるいは逆に検査結果で異常がみられるのに自覚症状はないという状態をさします。「皇帝内経」には、“三流の医者は病を治し、二流の医者は患者を治し、一流の医者は未病を治す”と記されていて、東洋医学において未病はとても重要視されている概念なのです。日常で遭遇することが多い歯周病という疾患は、誤嚥性肺炎、高血圧、糖尿病などの内科疾患の未病ともいえます。高齢者の死因となることが多い誤嚥性肺炎を引き起こす細菌の約65%以上は、歯周病を引き起こす細菌と同じです。また、高血圧や糖尿病などの慢性疾患にも歯周病は関連しており、Pg菌という歯周病を引き起こす細菌は動脈硬化を促進し、歯周病により産生が促されるTNF-αという免疫物質はインスリンの働きを弱めてしまうことが知られています。ですから、初期段階の歯周病を治療することは、内科疾患の未病治療ともいえます。

未病という概念の他に、具体的な治療において導入されている東洋医学は何でしょうか?

顎関節症に対する鍼治療や、顎関節症に合併することが多いうつ病などのストレスを原因としている精神疾患に対する漢方薬治療などです。顎関節症を発症する原因のひとつとして食いしばりがありますが、歯を食いしばるとβエンドルフィンと呼ばれる幸福感を引き起こすホルモンが産生されるので、人はストレスを感じると自然と歯を食いしばってしまいます。ですから、顎関節症は強いストレスに続いて発症するうつ病に合併することが多いのですが、鍼治療や漢方薬治療などの東洋医学では顎関節症そしてうつ病の根本的治療ともいえる本人のストレス耐性に働きかけることができると考えています。もともと東洋医学はストレス耐性を含む本人の体質を基盤に治療の方針を考えますから、例えば同じ症状に対する治療でも、本人の体が虚弱か丈夫か、低体温か高体温かなどの体質によって処方される漢方薬は異なります。ですから、東洋医学は根本的治療という側面で非常に優れていると言えるのではないでしょうか。

吉野先生は、顎関節症の未病治療として開口学を提唱されていらっしゃりますが、開口学についてご説明頂けますか?

咬合よりも開口を軸に顎関節症に対する未病治療を考えるのが開口学です。安静空隙といって上の歯と下の歯の間に約2ミリ程度の隙間があいた状態を保つことで、舌と顎が最もリラックスした状態になり、全身のバランスがとれた無駄な力の入っていない状態になります。安静空隙を保つことで筋肉の緊張や腰に負荷のかかる姿勢が改善されますから、安静空隙を保持することは頭痛や腰痛の未病治療にもなります。ある程度の回数の咀嚼圧を歯根膜の圧受容器に感知させてあげないと歯を食いしばりたくなりますから、安静空隙を保つためには食事のときの咀嚼回数を増やすなどするとよいですよ。

吉野先生のもとには、どのような悩みを抱えている患者さんが受診されますか?

他院でインプラント治療を受けて失敗してしまった患者さんや、東洋医学と西洋医学/現代医学の包括的アプローチを必要としている患者さん、歯周病などを治療して内科疾患の改善を図りたい患者さんなど、歯科領域にかかわらず幅広い悩みを抱えていらっしゃる患者さんが受診されます。当院の整った医療設備に加え、私は難治例を含む数多くのインプラント治療を施してきましたので高度な治療技術も持ち合わせていますから、他院でインプラント治療に失敗してしまったような難治例の治療が得意です。また、鍼灸治療などの東洋医学の知識も豊富であると自負しております。そして、当院には医師が非常勤で複数名在籍しておりますから、歯科医と内科医が同時に診療にあたることも稀ではなく、歯科と内科を別々に受診せずにすみます。ですから、例えば脳梗塞再発予防のため歯周病を治療して血圧を下げたい患者さんも当院を受診されます。

吉野先生の今後のご展望についてお聞きしたいです

先に述べたように、糖尿病、高血圧などの慢性疾患には歯周病などの口の中の病気が深く関連しています。また、うつ病や難聴などには顎関節症が関連していることも多いので、歯科治療は非常に重要だと思います。この重要性を理解して頂ける医師も増えておりますから、そういった先生方を非常勤として巻き込みながら、歯科医師が中心となった未病治療の普及に努めて参りたいですね。

誠敬会クリニック銀座の写真

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